目次
【週間ニュース】2019.03.04〜2019.03.10
2019.03.04
2019.03.05
昨年、メインネットローンチを完了させた仮想通貨トロン(TRON)は今月4日、2019年第2四半期までにトロンのブロックチェーン上で発行するためにUSDTを発行するテザー社と提携したことを発表。ステーブルコインで世界トップの取引量を誇るTether(テザー)社の公式サイトにて発表され、同社が発行するステーブルコイン、テザー(USDT)と同様に、米ドルに裏付けられたステーブルコインであるが、注目なのがトロンネットワーク上で発行する予定という点である。
2019.03.06
ニュージーランドに拠点を置く仮想通貨取引所Cryptopia(クリプトピア)は4日、一時的に停止していた同社の取引プラットフォームを再びスタートすることを公式 Twitterにて発表した。
イギリスの国際送金企業「MercuryFX」が、リップル社が提供する国際送金システムである「xRapid」を使用した商業決済に成功したことを明らかにした。
2019.03.07
世界最大の仮想通貨取引所のひとつでもあるHuobi(フォビ)は6日、Huobi OTCにて仮想通貨リップル(XRP)の取り扱いをスタートしたと発表した。
2019.03.08
フランスの金融委員会の委員長であるEric Woerth氏は、匿名性の仮想通貨を禁止にした方が良いという見解を示していることが6日、フォーブスの報道によって明らかとなった。
匿名性通貨とは、いわゆるプライバシーを重視した仮想通貨であり、通貨によって匿名性の技術や内容は少し異なるが、送受信者や送金金額など、送金に関する情報を匿名にできる通貨のことであるが、その反面、犯罪に使用されることが多いため、使用については各国で様々な議論が行われれている。
2019.03.09
日経新聞は8日、北朝鮮が2017年から2018年の期間において、日本をはじめとするアジア圏の仮想通貨取引所に対してハッキングなどのサイバー攻撃を行い、推定5億ドル(555億)のハッキング被害が出ていると報じた。
2018年の仮想通貨取引所コインチェックで発生したハッキング事件も、北朝鮮のハッカーらによるものではないかと考えられている。
2019.03.10
約280兆円以上もの資金管理を行なっている米国企業Fidelity(フィデリティ)社は、以前から発表を行なっていた大規模な投資家向けの仮想通貨カストディサービスである「Fidelity Digital Asset Services(FDAS)」の提供をスタート、ビットコイン(BTC)以外にも、イーサリアム(ETH)のサポートを予定していることが明らかとなった。