ビットコインアーリーアダプターがタイの沖合に自治都市「Seasteading」を建設

ビットコインアーリーアダプターがタイの沖合に自治都市「Seasteading」を建設

先月28日YouTube上に、タイ・プーケット沖合に小さな「Seasteading Home」の建設が紹介されている動画がアップされた。

「Seasteading」とは、国家や政府が作り出したシステムや枠組みから飛び出し、海上に自分たちの理想的な国を創ろうとするプロジェクトである。

今回紹介されたのは、タイ・プーケット沖12海里の場所に、小さなSeasteadingを設立するプロジェクトだ。
このプロジェクトに参加している人物はビットコインのアーリーアダプター(早期採用者)であり、費やされる費用およそ15万ドル(約1,680万円)はビットコインの利益によるものだ。

プロジェクトの建設チームは以下のように述べている。

15万ドルが最低限必要な施設の最低価格であり、これがさらに増え20万ドルになると素敵なキッチン、水道設備、太陽光発電などを備えた移動可能なSeasteadの建設が可能になるでしょう。

Seasteadingは2018年5月に、独自の仮想通貨で独立した島を作るというプロジェクトが、フランス領ポリネシアとの覚書に署名したことが報告されている。
しかし現在は進展が滞っており、今回のプロジェクトの主要人物2名チャドとナディアは単身でタイにSeasteadingの設立に踏み切った。

彼らはタイ政府との協定は結んでおらず、今後当局から何かしらの圧力がかかることが予想される。