米国仮想通貨取引所クラーケン、5人の高レベルな担当者を採用
米国を拠点とする仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)は7日、新たに高レベルな人物を5人採用したことを同社の公式ブログにて公開した。
今回発表された5人の人物はクラーケンにおいて重要な役職が与えられ、同社が発表した採用に関する内容は以下のようになっている。
「これまでのところ、クラーケンのインフラの最も重要な部分は人々です。指数関数的な成長期間を通して仕事を続ける中で、主な課題は、業界で最高の交換体験を提供するという私たちのビジョンに沿った優れた人材でチームを拡大することです。
私たちは、私たちの事業の重要な分野をリードする5人の大採用を発表したいと思います。これらの採用は、私たちが誰で、どこへ向かっているのかについて多くのことを明らかにしています。」
採用された人物と、採用に伴い以下のような役職でクラーケンの事業の拡大に動き始めたようだ。
- Matt Mason:マーケティング最高責任者
- Steve Hunt :エンジニア担当副社長
- Nelson Minier:OTCセールス&トレーディング部門部長
- Bob Zagotta :事業運営&戦略責任者
- Mary Beth Buchanan:法務顧問
以上の新たに採用された5人は、これまで多くの経験を誇っており、Matt Mason氏に関しては仮想通貨取引所を運営するBitTorrent Inc. のマーケティングおよび、最高コンテンツ責任者として活躍していた。
取引所クラーケンは28日、カナダの仮想通貨取引所QuadrigaCXの仮想通貨紛失事件に関して、多くのユーザーや投資家を保護するべく、取引所QuadrigaCXに関する情報提供社に10万ドルの報酬(法定通貨または仮想通貨)を支払うことを発表している。
執筆時点でのクラーケンの取引高の順位は57位に位置しており、今後の急激な成長に期待感が高まっている。