英国際送金企業「MercuryFX」が、リップル決済システム「xRapid」を使用し商業決済に成功

英国際送金企業「MercuryFX」が、リップル決済システム「xRapid」を使用し商業決済に成功

6日、イギリスの国際送金企業「MercuryFX」が、リップル社が提供する国際送金システムである「xRapid」を使用した商業決済に成功した。
この送金は、MercuryFXの顧客が新婚旅行で宿泊予定のフィリピンのスパリゾートホテルへの決済に利用された。

この商業決済成功に伴い、MercuryFXはフィリピンとメキシコへの法人及び個人間送金のサービス提供開始が発表された。

MercuryFXは2018年1月にリップル社の国際送金ネットワーク「RippleNet」に加入しており、昨年10月にxRapidを導入している。
そして2019年1月には「xRapid」を使用し、イギリスの食品会社がメキシコへの送金に成功した。
わずか数秒でおよそ50万円相当の金額がメキシコへ送金され、銀行の送金システムSWIFTを利用するよりも約30時間早く、そして1万円ものコスト削減に成功している。

MercuryFXのCEOであるAlastair Constance氏は、今年行われた「RippleRegionals2019」での講演で以下のように述べている。

我々は数週間前、我々にとって初となる商業決済に成功しました。
これにより現在、メキシコの食品を輸入するためにイギリスからメキシコへ企業間決済を行っている。
xRapidはSWIFTを使用するよりもはるかに速く、はるかに低いコストで機能しています。

輸出入または企業への大量送金を検討しているのであれば、xRapidの出す数字は非常に魅力的です。