コインベース、Baseアプリを取引特化へ再構築 クリエイター報酬を終了

CoinbaseのBaseアプリが取引重視へ転換する様子をイメージしたビジュアル。スマートフォン画面にBaseロゴと取引チャート、仮想通貨コインが描かれている

ソーシャル色を抑え、オンチェーン取引に集中

コインベース(Coinbase)はBaseアプリの戦略転換を発表した。

日本語訳:
Baseアプリをオンチェーン取引の最高の場にするために、日々開発を進めています。本日より、フィードは取引可能な資産に完全に焦点を当てます。つまり、トークフィードを…

Farcaster(ファーキャスター)を活用したソーシャルフィードを削除し、クリエイター報酬プログラムを終了する。アプリは今後、取引体験を中心とした構成へと明確に舵を切る。

Baseアプリはこれまでソーシャル機能と取引機能を併せ持つ構造だった。しかし今回、Farcasterベースのフィードを廃止し、画面には取引可能なトークンやスワップ、オンチェーンアクティビティが前面に表示される設計へと変更された。起動すればすぐに取引へ進めるシンプルな導線を優先する。

同時にクリエイター報酬プログラムも終了する。過去6カ月で1万7,000人以上のクリエイターに約45万ドル(約6,900万円)を分配した。平均支給額は1人あたり約26ドル(約4,000円)となる。報酬制度は2026年2月15日(日曜日)に終了し、最終支払いは2月18日(水曜日)に行われる。

Baseの貢献者ジェシー・ポラック(Jesse Pollak)氏は、アプリには一つの明確な焦点が必要だと説明した。その焦点は取引であるという。より少ない機能でより良い成果を出すという判断だ。

Everything Appから取引中枢へ

Baseアプリは2025年7月に公開され、オンチェーンのソーシャル、決済、投資を統合する「Everything App」構想の中核として展開され、12月には一般公開され、自己管理型ウォレットとして広がってきた。

運用を重ねる中で、ソーシャル機能よりも取引体験を強化すべきという方向性が明確になった。ポラック氏はスポット取引、デリバティブ、ステーブルコイン、現実世界資産のトークン化まで視野に入れた強化を示している。コピートレードやリーダーボードなどの機能も検討されている。

なお、クリエイターコイン機能は継続される。Baseアプリのプロフィールや分散型ソーシャルプラットフォームZoraと連携したERC-20トークンの発行は引き続き可能だ。

コインベースのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)CEO(最高経営責任者)も今回の方針に同調し、個人投資家とトレーダーを主要な初期ユーザーと位置付けた。Baseアプリは、取引を第一に据えたオンチェーン資産の入口として再定義される。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム