26日、仮想通貨取引所ランキング3位の「Huobi」は、P2P取引によってインドの法定通貨ルピー(INR)を取引可能にすることを発表した。
Huobiはインドのユーザーに、取引所を仲介せず売買をしたい人が直接行う取引である「OTC」取引を利用し、ルピーに対してビットコイン、イーサリアム、テザーの取引を手数料無料でサービスしていくと報道された。
OTC取引は売り手と買い手がマッチングする必要があるため利用者は無料通話・チャットができる電話サービス「Skype」が使用されたりもし、1年でOTC取引が10倍になっている。OTC取引が行われるGenesis Global Trading取引所では1日平均で約100億円もの取引が行われている。
Huobiは以下のようにコメントした。
インド国のすべての仮想通貨ユーザーに対してルピー(INR)で売買できるサービスができた。
また、Huobi Globalで取引することで、多数の仮想通貨をより取引高のある状態で取引をすることができる。
インドでは、仮想通貨企業・人物と取引するのをインドの中央銀行である「インド準備銀行(RBI)」が禁止していたが、このニュースはインド国の仮想通貨ユーザーにとって重要なニュースとなった。
運営の見解
時代の流れには逆らえないということですね。規制をかけても、国民が不満を持てば必ず抜け道を探すはずです。
文明は進化しており、その流れには抗えないということですね。逆に規制を仮想通貨の技術が発展する方向へとかけている国は非常にうまく言っているケースが多いですし、仮想通貨のユーザーのリテラシーも上がっています。既得権益を守りたいのもわかりますが、それが自らの首を締め付けていということもわかった方がいいのではないでしょうか。