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仮想通貨の二段階認証方法について
仮想通貨においてログイン・入出金・トレードで必ず必要とされるのが二段階認証。
初めて仮想通貨に触れる方は少し面倒だと思われるかもしれませんが、ご自身の資産をハッキングなどの被害から守るためには必ずやらなければならない行動の1つです。
というわけで、今回は、二段階認証に必要なツールとその使い方、また知っておいて欲しい注意点についてお伝えしていきます。
二段階認証に必要なツール
まず二段階認証をするために必要なツールは「Google Authenticator」というアプリです。
こちらのアプリをスマートフォンにダウンロードしてください。
- app storeリンク
https://itunes.apple.com/jp/app/google-authenticator/id388497605?mt=8&at=&ign-mpt=uo%3D4
- google playリンク
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.authenticator2
二段階認証の方法
二段階認証をするためには、仮想通貨取引所にログインしたあと、アカウントのセキュリティ設定から行います。
二段階認証の設定をクリックするとQRコードが表示されるので、それをアプリで読み取り、表示された数字を取引所に入力することで登録ができます。
二段階認証の注意点
注意点としては、「Google Authenticator」ですが、ダウンロードして登録したスマートフォンにしかログインすることはできません。
もし、お使いのスマートフォンを破損したり紛失したりして使えなくなってしまった場合、再設定をする際にものすごい面倒なことになりますし、最悪のケースでは、あなたの資産を動かせなくなってしまいます。
なお、機種変更をした場合でも同様のことがいえますので、事前にバックアップをしておく必要があります。
簡単なバックアップ方法は2つ。
まず1つ目は、表示されたQRコードをプリントアウトして紙で保存しておくことです。
スクリーンショットでデータとして残しても良いですが、データは誤操作でネット上に共有しまったり、パソコンに不正アクセスされたりして盗まれる可能性があるので注意が必要です。
2つ目は、いくつかスマートフォンを用意して、それらすべてのスマートフォンにQRコードを読み込ませておくことです。
また、紙にしても、スマートフォンにしても必ず複数用意しておき、それらを置く場所も1箇所にまとめずに散らして保管してリスクを分散させておくことも重要です。
そもそも二段階認証って?
2段階認証は、カギを2重にかけてセキュリティを高めていると考えてください。
1つめのカギは「ID/パスワード」。そしてもう1つのカギが今回の場合では「Google Authenticator」となります。
2つのカギがあると、もしIDやパスワードが盗まれたとしても、あなたのスマホからしか知ることのできないセキュリティコードがなければログインすることができないため、不正アクセスを防止することができるという仕組みです。
最後に
仮想通貨は、自己責任によるところが大きく、あなたの資産を守れるのはあなたしかいません。
もし「面倒くさい」「難しい」と思ってもセキュリティ対策は必ずするようにしましょう。