話題の証拠金取引とは?
自己資金が少ない場合でも、大きな利益を上げる方法があります。
それが今回紹介する【証拠金取引】になります。
証拠金取引では、手持ちの資金を証拠金として、レバレッジをかけることができます。
レバレッジは取引所によって異なり、数倍から数十倍とあり、最大で25倍の取引金額を運用できる投資手法です。
メリット | 小額で大きな利益が見込める |
デメリット | 大きな損失を被る可能性がある |
証拠金取引には2種類ある!
証拠金取引には2種類の取引方法があり、信用取引と先物取引になります。
信用取引とは、資金を取引所から借りて行う取引です。
取引は現物市場で行われ、差金で利益を出していきます。また、信用取引では金利が発生します。
先物取引とは、将来の売買を約束して行う取引です。
取引は先物市場で行われ、期日まで売買が行えます。期日になると自動決済で損益が確定します。
レバレッジの掛け過ぎは要注意!!
証拠金取引は倍率が高いほど、ちょっとした値動きで利益も出ますが、その反面、損失も出やすくなります。
雌動きが大きくなるので、やりすぎるとロスカットの危険性も…
ロスカットとは?
証拠金取引にはロスカットルールというものがあります。
ロスカットルールとは、証拠金維持率が既定の数値を下回った場合、強制的に決済されるルールのことです。
例えば証拠金維持率が30%の場合で、レバレッジ25倍で取引をするとします。
証拠金として10万円を用意した場合、証拠金が3万円を下回る結果になる場合、強制決済が行われます。
25倍で250万円の運用をしたとして、仮に1コイン=10円の仮想通貨を購入する場合、250,000コイン運用できます。
この時、9.72円(-0.28円)に値動きした場合、-0.28円×250,000コイン=-70,000円となるため、強制決済され、口座に3万円が残ります。
ロスカット率が低ければ良いということでもありません。
国内の取引所だけで見てみると、ロスカット率は20%から110%と広く分布しており、低ければ、ロスカットされる可能性は低くなりますが、された場合の損失も大きくなります。
一方、ロスカット率が高い場合は含み損が大きくなる前に強制決済されるため、負けた時の損失が少なくて済みます。
証拠金取引はハイリスクハイリターン
リスクとリターンは比例しているのが証拠金取引になります。
証拠金取引の回数が増えるにつれ、ドキドキ感と一攫千金を夢見て、高倍率の取引になりやすくなります。
常に一攫千金の裏には大きな損失が紙一重であることを理解したうえで、取引をしましょう。