世界初のブロックチェーン銀行「BBVA」に大きな問題が浮上

スペイン・バスク自治州・ビルバオに本社を持つ銀行グループであるBBVA(ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行)が世界初のブロックチェーン銀行となったが、問題があるようだ。

BBVAはブロックチェーン企業向けの融資を行う中で、法的、規制上の問題を解決しなければならないとのこと。

当行は、証明・認証サービスの機能でローン契約をするため、最大限に利用することを目的として生まれたブロックチェーン技術である「Hyperledger技術」とブロックチェーンを組み合わせた銀行であるが、ブロックチェーンを更新するための費用・燃料としても機能するイーサリアムを使用する前に規制当局の承認を得なければならないことが問題点となっている。

BBVAはイギリスのロンドンに本部を置く欧州連合の専門機関の一つの欧州銀行当局(EBA)、コーポレートバンキング・投資銀行部門マネージングディレクターであるAlicia Pertusa氏は

欧州の銀行は仮想通貨を所有、または売買するべきではない

と述べた。

銀行側は、仮想通貨を資産や投資としてではなく、少額で仮想通貨を使用するか、トランザクションの確認をするために使用するべきだとしている。

運営の見解

運営の椎木

権限を持っているところは、ことごとく承認をしない傾向にありますね。まだこれからの技術ということもあってテストしないといけない部分はたくさんあると思いますのですが、あまりにも門前払いのケースが多いので、もう少し実証実験を兼ねて検討して見てもいいのではないかなと思いました。

また、仮想通貨を取り扱ってる企業でも、ブロックチェーンの知識が乏しい人がかなり多いのが現状です。日本でも仮想通貨を販売している人たちでも、ブロックチェーンのことをほとんど知らない人が多いのです、まずは投機熱を冷まし、本来の技術的な側面を見て欲しいなと思っています。