仮想通貨交換業スタートアップ企業「FXcoin株式会社」、ドイツ「Deutsche Bank」の日本人トレーダーを迎える

9月3日、仮想通貨交換業を行うスタートアップ会社である「FXcoin株式会社」はドイツの銀行「Deutsche Bank」の日本人トレーダーを迎え入れる予定であることを米通信会社「ブルームバーグ」が報道した。

元Deutsche Bankの機関投資家である松田康夫氏は、仮想通貨市場の分析を行い戦略を立てるストラテジストとして今月からFXcoinに迎え入れられる予定だ。

49歳の松田氏は、2012年から今年の6月までの約6年をドイツの銀行で為替のディーラーとして務めており、FXcoinの創設者でCEOの大西智生氏もドイツ銀行の従業員であり12年のFX経験がある。

東京都目黒区に本社を構えるFXcoinはスタートアップ企業として、HSBC、野村ホールディングス、三菱UFJフィナンシャルグループなどの多くの為替トレード専門の社員を呼び込んでおり、大西氏は、規制当局の承認を受ける間に金融機関から5人を雇用する予定であることを明らかにしている。

FXcoinは、日本の仮想通貨市場の発展と金融リテラシーの向上を理念として掲げ、2018年9月3日より情報サービスの提供を開始している段階である。

運営の見解

運営の椎木

今まで金融のプロと言われている人たちは、なかなかこの業界に入って来なかったのですが、最近は金融あがりの人たちがかなり多くなってきています。

今回のニュースはそれを象徴づけていると思います。これから国での法規制や金融上げりの人材が殖えることによって市場のレベルも上がると思います。

技術に関して人で不足ですが、市場やコンプアンスでも人で不足なことの改善につながると言いですね。