メッシがFCバルセロナ退団で移籍のうわさ:直後にPSGファントークンが50%高騰

メッシがバルカを出発

リオネル・メッシ(Lionel Messi)がパリサンジェルマンに加入するためにフランスに向かう可能性があるといううわさがメディアを駆け巡ると同時に、クラブのファントークンであるPSG(Paris Saint-Germain Fan Token/パリサンジェルマン)が50%以上を高騰したことが分かった。

アルゼンチンのプロサッカー選手として活躍してきたメッシは、20年以上FCバルセロナ(FC Barcelona、※以下、バルカと表記)で活躍した後、バルセロナを離れた。現在、PSGとそのトークンがプラスの効果を感じて、生きている伝説が終わるかもしれないといううわさが広まった。

メッシとバルカとの契約は2021年6月30日に失効し、プレーヤーはクラブのフリーエージェントになり、一度は両者間で5年間の延長に合意したものの、プレーヤーの賃金と買収費用をクラブの年間収益の70%に制限するリーガのサラリーキャップ規則により、契約を結ぶことができなかった。

8月6日(金曜日)、バルカのジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長は、メッシが大幅な減額に同意したとしても、10位を維持すると、チームのプレーヤーの給与への支出は年間収益の110%になるとの内部事情を明かし、ラ・リーガの規定によりメッシは去らなければならなかったが、彼の人生のほとんどを1つのチームで過ごしており、別れを告げるのは簡単ではなかった。8月8日(日曜日)の会議でメッシは次のように語っているとラポルタ会長から明かされている。

私は到着した最初の日から最後まで、このクラブのために人生のすべてを捧げました。考えもしなかったので、さよならを言わなければならないなんて想像もしていませんでした。明らかなことは、私が可能な限りのことをしたことですが、リーガのせいで彼ら(バルカ)はそれを行うことができませんでした。


メッシはPSGが可能性だと語る

メッシは現在、パリ・サンジェルマンで元バルカのチームメイトであるネイマールの所属するクラブに加わるため、フランスに移籍する準備をしていると複数メディアが報じている。

華やかなメディアの報道の裏でメッシはまだ何も閉じられていないことを指摘。バルカへ戻る可能性がある事を考慮しながらフランス側と話し合っていることが分かった。メッシはメディアの報道に対しても言及しており、PSGの可能性はあるものの、現時点では何も確認されておらず、現在話し合っている事を示唆した。

メッシのうわさでPSGファントークンが50%高騰

パリ・サンジェルマンがメッシとの契約に署名しようとしているという移籍のうわさを根拠に、同クラブのファントークンPSGはほぼ50%急上昇し、29ドルから44ドル以上に上昇した。

NEXTMONEYの2018年9月11日付の特集記事「フランスのサッカークラブPSG(パリ・サンジェルマン)が、ブロックチェーンを活用したファントークンを発表」でも報じているように、PSGは、パリサンジェルマンとブロックチェーンベースのファン投票および報酬プラットフォームSOCIO.comとのパートナーシップを通じて、ファントークンとして発売されており、ファントークンは、所有者に投票権とクラブの報酬と経験へのアクセスを与えるデジタル資産として注目されている。

なお、13歳でFCバルセロナの下部組織に入団以来20年所属し、活躍を続けてきたメッシだが、8月8日にホームグラウンドであるCamp Nou(カンプ・ノウ)で退団会見が執り行われ、涙ながらに感謝の意を表明している。

フランスのサッカークラブPSG(パリ・サンジェルマン)が、ブロックチェーンを活用したファントークンを発表

2018.09.11

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