ヴィタリック・ブテリン氏とイーロンマスクが協力してDOGEをアップグレードか

ブテリン氏とマスク氏が何らかの形でDOGEをアップグレードか

イーサリアム(Ethereum)の創設者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏と大手電気自動車メーカーTeslaのイーロン・マスク(Elin Musk)CEO(最高経営責任者)が協力し、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)を1つの仮想通貨にして、すべてを打ち負かせるのではないかという憶測が高まっていることが分かった。

日本語訳:
ヴィタリック氏とイーロン氏が協力して何らかの形でDOGEをアップグレードするのを見ることになると思います。

仮想通貨メディアGokhshtien Media(ゴックシティン・メディア)の創設者であり、支持者の1人であるDOGE コミュニティで存在感を有するデビッド・ゴフシェン(David Gokhshtien)氏はツイートで、ブテリン氏とマスク氏が協力してDOGEを何らかの形でアップグレードすると感じていると主張。同氏は、もしそれが起こったとしても、彼らの協力はビットコイン(Bitcoin/BTC)のアップグレードには向いていないと述べている。同氏によるとブテリン氏は、ビットコインの改善を支援する試みをすでに失敗に終わっているという。マスク氏の動機は、ジョークコインを真面目な何かに変えたいとい願望だとみている事を明らかにしたうえで、次のように語っている。

ヴィタリック氏とイーロン氏が協力し、何らかの方法でDOGE をアップグレードするのを見ることになると思います。ヴィタリック氏は過去にそれを試みてキックされ、イーロンはジョークコインとして始まったものを深刻なものに変えることに興味を持っているため(ですが)ビットコインでは機能しません。


両氏によるパートナーシップ発表でDOGEは急騰か

ブテリン氏とマスク氏の2大著名人の前例から、憶測が現実になることは、とてつもない偉業ではなく、現実味すら感じさせられる。

2021年、ドージコイン財団(Dogecoin Foundation)は「Trail Map」で、Gigawallet プロジェクトと呼ばれるブテリン氏と共同でPoS(Proof of Stake)ベースのコミュニティ ステーキング機能を導入するプロジェクトに取り組んでいることを明らかにしている。2022年にドージコインをイーサリアムのようなPoSのブロックチェーンにすることについて語ったブテリン氏は、ドージコイン財団とDOGEコミュニティの両者に寄付。2022年11月初めにも同氏は2,000万DOGE (※170万ドル相当:日本円で約2.3億円)をどう財団に寄付したほか、5月には、500 ETH (※100万ドル相当:日本円で約1.4億円)をドージコインコミュニティに寄付している。

同様に、イーロン・マスク氏はドージコインコミュニティで大きな役割を果たしており、同氏の影響力とコミュニティとの関わりは、市場でDOGE価格を押し上げた最も大きな要因であることは仮想通貨市場ではあまりにも有名である。また、マスク氏は最近Twitter社を買収しており、同社含む彼の企業にDOGEを統合する可能性についても言及している。

なお、2022年11月28日(月曜日)12:30時点でのDOGE価格は、1BTC=224万円(16,000ドル)前後で推移しており、前日同時刻比-2.14%、1週間で-0.75%、時価総額43兆円(※CoinMarketCap調べ)となっており、今後のDOGE価格の推移に注目が集まる。