拡張現実NFTプラットフォームAnimaがCoinbaseから支援を受ける

NFTプラットフォームAnimaがCoinbaseから支援を受ける

ニュースアプリで広く知られるFlipboard(フリップボード)が2014年に買収した写真/ビデオアプリUltravisual(ウルトラビジュアル)の創設者によって構築された小さなクリエイティブ仮想通貨スタートアップ企業であるAnima(アニマ)は、AR(拡張現実)を使用してNFT(非代替性トークン)アートと収集品の表示と共有の方法を変えることを目指している。そのAnimaが、Coinbase VenturesDivergence VenturesFlamingo DAOLyle Owerko(ライル・オヴェルコ)氏、Andrew Unger(アンドリュー・アンガー)氏からの50万ドル(約5,500万円)のプレシードラウンドを達成したことが分かった。Anima共同創設者のアレックス・ヘリティ(Alex Herrity)氏は次のように語っている。

NFTが、購入の収益がすべてであるというより、投機的な市場から離れるにつれて、それは健全であり、私たちにとって特に良いことだと思います。より親しみやすいものを作りたいからです。


Animaのビジョンとは

Animaのより広いビジョンは、デジタルオブジェクトが現実世界と相互作用する方法を見つけることだという。

これらは過去数年間、ARの世界で非常に重要な関心事であったが、残念なことに拡張現実の開発はクリエイターが沈んでいくにつれて最近冷え込んでいる。AR市場とNFT市場は現段階ではどちらも非常に早い段階であり、ヘリティ氏はどちらの市場も十分に成熟しており、ギミック(※1)が公開されていると考えているという。

(※1)ギミックとは、「特殊なもの」「巧妙な仕掛けやからくり」「広告やビジネスでの戦略」といった英語の“策略”を含んだ意味を指す。

Animaはすでに数人のアーティストと協力してチームを組み、デジタルアートオブジェクトをARに導入する初期の実験を行い、ConsenSys(コンセンシス)のPalm  https://palm.io/ プラットフォームに基づき、2021年6月下旬にマーケットプレイスを立ち上げ、将来のパートナーシップをさらに紹介していく考えだ。

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