Ripple(リップル)Backed Flare(バックフレア)が1週間で44%上昇=過去最高値更新目指す

Backed Flare(バックフレア)が1週間で44%上昇

初期段階でリップル(Ripple/XRP)保有者に配布された仮想通貨リップルバックフレア(Backed Flare/FLR)は過去1週間で44%上昇し、保有者は再び史上最高値を夢見ている事が分かった。

仮想通貨市場が新たな週を始める中、ブレイクアウトしているコインの1つが、Flare Network(フレアネットワーク)のネイティブトークンFLRだ。FLR供給の大部分にあたる15%は、2020年12月のスナップショットの後、当初XRP保有者にエアドロップされた。FLR は過去24時間で10%上昇し、再び注目を集めている。この上昇は、FLRが1週間で44%急上昇し、現在の強気傾向が続けばさらなる上昇が期待できることを意味する。

FLRの価格上昇は単独の価格変動ではない

注目しておきたいのは、FLRの上昇は、単独の価格変動ではない点だ。

アルトコインが2023年10月に0.0087ドルの底値を打って以来、復活の記録を続けており、それ以降、FLRは失地を徐々に取り戻し、過去数時間で0.031ドルを突破し、臨界抵抗線を超えた。さらに、最近の増加を受けてこの資産の取引高は当然のことながら急増し、CoinMarketCapは過去24時間だけで154%の上昇を記録。なお、急成長の中でFLRの時価総額は初めて10億ドル(約1484.7億円)を超えた。FLRの価格上昇は、ブロックチェーンエコシステムへの関心の高まりと、アルトコインにプラスの影響を与えている仮想通貨投資家間での広範な強気の見通しに関連していると考えられる。

一方、DeFiエコシステムに関連して、オンチェーンデータによると、Flare Network上のTVL(ロックされた資産)総額は700万ドル(約10億円)を超え、10月以来最高水準となっている。ネットワーク上の2つの主要なプロトコル、PangolinとEnosyがチャートの上位を占めている。理想的には、最近の価値の急騰により、今後数カ月間でより多くの資本と開発者の人材を引き寄せるためにFlare Networkが整う可能性がある。