BinanceがBAB(バイナンス・アカウント・バウンド・トークン)をローンチ

BinanceがBABトークンをローンチ

大手仮想通貨取引所Binanceが、KYC(Know Your Customer=本人確認)済みのBAB(Binance Account Bound Token =バイナンス・アカウント・バウンド・トークン※以下、BABトークンと表記)を9月8日(木曜日)にローンチした事を発表した。

日本語訳:
Binance Account Bound (BAB) トークンが到着しました!
BNBChainにまたがる14の主要なWeb3プロジェクトは、Binance BNBChain BAB トークンに対して排他的なユーザー インセンティブを提供します

今回ローンチしたBABトークンは、KYC完了済みの全バイナンスユーザーが取得可能となっており、9月8日9:00(※日本時間の同日18:00)より各ユーザーがミント(※1)(Mint)可能になっている。

(※1)ミントとは…
スマートコントラクトを使って、新たなNFTを作成・発行・鋳造すること。
なお、BABトークンは譲渡不可NFTであるSBT(Soulbound Token)であり、BinanceのBNBチェーン初SBT活用事例となっている。

BABトークンの特徴

BABトークンは、他のユーザーへは譲渡不可となっており、KYC済み1アカウントにつき1トークンのみ作成可能となっている。

このBABトークンは取り消しが可能で、削除後72時間以降、再び新BABトークンが作成できる点でも注目されている。BNBチェーン上で稼働するプロジェクトのイニシアチブへ参加する為の身分証としての機能も併せ持つBABトークンは、各イニシアチブへ参加したユーザーに対し、報酬を得ることもできるとのことだ。

BABトークンに参加しているプロジェクトは、ApeSwapAppoloxPearDAO、Project Galaxy、X World GamesSummoner’s ArenaUltiverseCyberconnectP12MathwalletLiveartOpenOceanTinyWorldThe Harvest、の14プロジェクトとなっている。

BABトークンのメリット

Binanceユーザーは、BABトークンをBNBチェーンのウォレットアドレスに発行することで、特典を活用できるという。

ここで言う特典には、独占的エアドロップやVIP特典、Binance BABコミュニティへの新規開始機能へのアクセス権となっている。BAB 保有者はOfficialPearDAOのGameFiトークンを受け取る。これは、PearDAOエコシステムにおけるDAOのガバナンスと紛争処理を強化するための特別な議決権を提供するとのことだ。さらに、その他のメリットには、Pear’s own NFTの発行、およびより大きなインセンティブとより高い取引制限の獲得が含まれている。

BABトークン所有者はシビル攻撃対応メカニズムとしてデータベースに追加

他にも、BABトークン所有者は、シビル攻撃(※1)に対するメカニズムとしてGalxeHQ資格情報データベースに追加され、これらのBABトークン所有者の資格情報は、個人のGalaxy IDで公開され、BinanceでKYC検証プロセスが完了したことを示すとのこと。

(※2)シビル攻撃(Sybil attack)とは…
攻撃者が敵ノードとして機能する複数の偽のIDを作成することによってオンラインネットワーク全体に潜入し、1人の攻撃者が複数アカウント、ノード、コンピューターを作成することで、アクティブユーザーが多くいるように見せかけ、ネットワークを支配しようとする攻撃の事を言う。

Binance BABトークン所有者には、すべてコミュニティとメンバーシップの特典があり、14のプロジェクトは、コミュニティにBABトークン関連の利益を提供する初のプロジェクトで、BNBチェーンユーザーに、より多くの利益を提供するため、より多くのプロジェクトによる BAB トークンの使用を引き続き奨励しているとのことで、詳しくはこちらを参照ください。

ABOUTこの記事をかいた人

NEXT MONEY運営です。 「話題性・独自性・健全性」をモットーに情報発信しています。 読者の皆様が本当に望んでいる情報を 日々リサーチし「痒いところに手が届く」 そんなメディアを目指しています。