Huobi、機関投資家向けにビットコインとイーサリアムファンドを立ち上げ

Huobiが機関投資家向け仮想通貨ファンドを立ち上げ

NEXTMONEYのツイッター情報発信で報じていたように、HuobiTech(HuobiTechnology Holdings、※以下HuobiTech)の子会社であるHuobiAsset Management(※以下HuobiAM)は、機関投資家向けにパッシブビットコインとエーテルファンドを立ち上げた。

HuobiTechは、共通の所有権を介して仮想通貨取引所オペレーターHuobi Groupの関連会社だが、2つのエンティティは独立して運営されている。ビットコイン(Bitcoin/BTC)とイーサリアム(Ethereum/ETH)ファンドは、2つの仮想通貨のパフォーマンスを反映するように設計されているとのこと。

HuobiAMがSFC(香港証券先物委員会)からの資金と規制当局の承認を最初に明らかにしてから1カ月以上が経過。2つのパッシブファンド(※1)に加えて、同社は仮想通貨バスケットに投資するアクティブマルチ戦略ファンドと、仮想通貨マイニング関連ビジネスに投資するプライベートエクイティファンドも立ち上げた。

(※1)パッシブ・ファンドとは、市場全体の平均的な収益を獲得することを目的とし、十分に分散化されたポートフォリオを保有するタイプのファンドで、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など株価や債券の指数(=インデックス)に、ファンドの基準価額が連動するような運用を目指すファンドを指す

4つのファンドは、富裕層やファミリー企業、資産運用会社、一般企業などの専門家または認定投資家のみが利用できる商品だ。Huobi AMtは、4つのファンド全体ですでに5,000万ドル(約54億円)のコミットメントを受け取っており、2021年第3四半期までには1億ドル(約107億円)を目標としている。