アルメニア経済特区にビットコインマイニング施設「ECOSデータセンター」誕生

アルメニアに新ビットコインマイニングセンター発足

アルメニアのフラズダン(Hrazdan)に60MWの容量を持つ新ビットコインマイニング施設「ECOSデータセンター」が立ち上げられ、経済自由区域に対する州の全面的な支援を受け、マイニングに独自メリットと手頃な電力を提供する事が分かった。

2018年、アルメニア政府はECOSに、国内のハイテクとブロックチェーン産業の開発を支援するための経済自由区域の作成と管理を委託。現在、同社は世界中でクラウドマイニングおよびホスティングサービスを使用する25万人以上のユーザーを抱えている。エンドツーエンド(End-to-End=端から端まで)のインフラストラクチャーは、サービスセンター、倉庫、スペアパーツの定期的な供給、武装警備員、24時間年中無休のサービスマンのスタッフなど、データセンターの領域に構築されたとのこと。

マイニングに適した環境

ECOSデータセンターは、高電圧ネットワークからさらに60 MWのクリーンで手頃な価格の安定した電力を受け取り、ほぼ100%の稼働時間の電力を要求できる。

新しい区画は、2.2万平方メートルの面積を誇り、20,000を超えるマイニングデバイスを収容するほか、200MWに拡張する可能性があるとのこと。年間平均気温は4.8°Cというフラズダンの最適な温度により、追加費用なしでマイニングで発生する過熱問題を排除できることもフラズダンに新たなマイニング施設が設置された要員である。

エンドツーエンドサービスを提供するECOS

上記でも述べているが、ECOSはエンドツーエンドサービスを提供している事が分かっている。

同社は、クライアントに代わってBitmain社からマイニング機器購入をサポートするほか、他のデータセンターからECOSへの移行も支援するとのこと。従業員は24時間年中無休で機器のテスト、設置、保守を実施し、モバイルアプリから直接資産を監視および制御するとのこと。これは、ECOSホスティングで受動的な収入を獲得し、スマートフォン2クリックするだけで管理するため、最適な環境と良い機会と言え、ECOSのマネージングパートナーである(Ilya Goldberg)氏は、次のように述べている。

私たちは、アルメニアのマイニング合法化から、拡張の準備ができている独自のエネルギーインフラストラクチャーの立ち上げまで、長い道のりを歩んできました。データセンターでのマイニングビジネスの立ち上げから、自宅を離れることなくアプリケーションの結果を毎日監視するまで、すべての面でパートナーにシンプルさを提供したいと考えています。当社のバンドル製品は、世界のあらゆる地域の機関投資家と個人顧客の両方にサービスを提供するように作られています。

現在、世界には安定した手頃な電力が不足しており、法的要件が絶えず変化しているため、ECOSサービスは非常に重要であると同社は述べている。