サンドボックスがミームコインをプラットフォーム上で保有することを宣言
ブロックチェーン技術、VR(仮想現実)、ゲームの融合で人気のメタバース企業サンドボックス(The Sandbox)は、シバイヌ(ShibaInu/SHIB)、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)、その他数多くのミームコインをプラットフォーム上で保有することを宣言したことが分かった。
We're excited to announce that The Sandbox now holds @pepecoins, @Shibtoken, @bonk_inu, @Memeland, @degentokenbase, and @dogecoin! 🌐 We're thrilled to integrate their unique cultures into our platform. #memecoins pic.twitter.com/uWAd1QGEbE
— The Sandbox (@TheSandboxGame) June 18, 2024
The Sandbox には現在pepecoins、Shibtoken、bonk_inu、Memeland、degentokenbase、dogecoinが参加していることをお知らせします。彼らのユニークな文化を当社のプラットフォームに統合できることを嬉しく思います。
この動きは、これらの有名な仮想通貨の異なる文化をメタバースに取り込もうとしていると推測されている。2012年に世界を構築するモバイルビデオゲームとしてスタートした同社は、絶え間ない発展を遂げており、2020年にはイーサリアム(Ethereum/ETH)を利用したゲーム世界を構築するため、現金と仮想通貨で200万ドル(約3.2億円)を調達している。
ゲームビジネスに大きな変化をもたらしたサンドボックス
ゲームビジネスに大きな変化をもたらしたこのプラットフォームは、ユーザーがNFT(非代替性トークン)で体験を収益化することを可能にしており、2021年のNFTブームの際、仮想不動産が高い人気を集めたため、サンドボックスは多くの関心を集めた。
特に、ヒップホップ歌手のスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)氏はサンドボックス内にスヌープバースを建設。大きな話題を呼び、2022年初頭のメタバースブーム絶頂期に、熱狂的なファンが同氏のバーチャルな隣人になるために45万ドル(約7,000万円)を支払ったことも。
2024年にはユニコーン企業として分散型仮想通貨の世界向上に努める
2024年初めに同社は新たに2,000万ドル(約31.8億円)の資本を調達したことでユニコーンとなっており、今回の多額の投資により、ソーシャルメディア、ゲーム、編集機能の追加が促進され、分散型仮想世界がさらに向上することが期待されている。
DOGEやSHIBのようなミームコインを購入することで、同社が市場の最新動向を把握することに専念していることが最近浮き彫りになっており、同社は次のように語っている。
われわれは、創造性の文化がオープンなメタバースの礎であると信じており、時間をかけてWeb3エコシステムに関与し、その一部である人々に利益をもたらすよう成長を支援している。
一方、CoinMarketCapのデータによると、SHIBは現在約0,00001875ドル前後で評価されており、前日から2.87%上昇しているにもかかわらず、ここ1週間で14.76%下落しており、ネガティブなトレンドを示している。