英国規制当局が、24の企業に対して調査を開始
英国金融行動監視機構(FCA)が、仮想通貨に関するベンチャー企業に対して、24件の金融規制に関するコンプライアンス調査を開始しました。
以前にFCAは、7つの内部告発書を公開していたことを明らかにしています。
そして今回、24の企業の活動に対して「FCA認可を必要とする規制された活動を実施しているかどうかを判断する」として、問い合わせを行っているようです。
調査の内容や、具体的な調査目的は明らかにされていませんが、ユーザー、投資家、消費者の保護を最優先に考えているとしています。
先日にはシンガポールの中央銀行のシンガポール金融管理局(MAS)が、証券に関するコンプライアンスに関する警告を、同国内の8つの仮想通貨取引所に対して出しており、規制当局が本格的な仮想通貨に関する規制や、調査に乗り出しています。
また、米国規制当局も、投資家が詐欺的なICO(イニシャルコインオファリング)を購入しないよう「Howey Coin」と呼ばれる模擬ICOのコンテンツを立ち上げ、規制に関する対策の声が届かない場合でも対応できるように、様々なコンテンツや改善策を出しています。
しかし、これらの動きはあくまでパフォーマンスとしてしか機能せず、結局は投資家の判断に委ねられます。
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