フィデリティ・インベストメンツ、独自ビットコインファンドの立ち上げを準備

フィデリティ・インベストメンツがビットコインファン素の立ち上げを準備

投資信託の販売・運用を手掛ける米国企業のフィデリティ・インベスメンツ(Fidelity Investments)は、デジタル資産市場での影響力を強化するために、独自のビットコインファンドを立ち上げる準備をしている事が分かった。

フィデリティの子会社であるFDファンドマネジメントは3月24日(水曜日)、Wise Origin Bitcoin Trust(ワイズオリジンビットコイントラスト)と呼ばれる上場投資信託に財政的支援を提供する予定であると語った。同社は、ファンドの予備登録届出書であるフォームS-1(米国証券取引委員会)に提出。フィデリティは、ビットコインETFを後援する目論見書を提出したことを確認していることは明かしているものの、それ以上のコメントは提供できないと述べている。

今回申請されたビットコインETFは、フィデリティ独自のビットコイン・インデックスに連動する仕組みになっており、ワイズオリジンが保有するビットコインを管理するカストディアンは、フィデリティ・デジタル・アセッツ(Fidelity Digital Assets)が務める予定とのこと。なお、フィデリティはロイターの取材に対し、次のようにコメントしている。

デジタル資産のエコシステムは近年大幅に成長しており、投資家にとってさらに堅固な市場を生み出し、金融機関間の需要を加速させています。ビットコインへのアクセスを求める投資家のますます幅広い範囲が、デジタル資産へのエクスポージャーを提供するより多様な製品セットの必要性を強調しています

 

岸江当局はETFを承認するのか

ETF(上場投資信託)がSECによって承認された場合、デジタル通貨の価格を追跡するために投資大手が設立したバロメーターであるフィデリティビットコインインデックスの動きによって測定されたビットコインのパフォーマンスを追跡するとのことだ。

しかし、ビットコインETFに対して厳しい姿勢を一貫しているSECが計画を承認するかどうかは不明で、仮想通貨市場関係者らにとって、ETFの承認可否は依然として重要な問題となっている。同規制当局はこれまで、ビットコインETFを作成する許可を企業に付与しておらず、アプリケーションの数が増えているにもかかわらず、市場はまだ準備ができていないと主張し続けている。

SECは先週、NEXTMONEYの特集記事「VanEck、ビットコインETFアプリケーションがSECによって承認」で報じているように、VanEck(バンネック)からのビットコインETF提案を承認 https://www.sec.gov/rules/sro/cboebzx.htm#SR-CboeBZX-2021-019 している。

当サイトの「VanEck、「SECと規制当局はビットコインETFの準備ができていない」」で報じているように、今年に入って米国ではビットコインETFの申請が相次いでいるものの、申請取り下げが相次いでいる。その理由として、VanEckは、SECと規制当局がビットコインETFの準備ができていないとして非難した過去がある。

VanEck、ビットコインETFアプリケーションがSECによって承認

2021.03.22

VanEck、「SECと規制当局はビットコインETFの準備ができていない」

2019.10.31

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