SECとCFTCが仮想通貨監督に関する連携で覚書を締結
SEC(米国証券取引委員会)とCFTC(米国商品先物取引委員会)は、仮想通貨規制とデジタル資産の監督に関する連携を目的とした覚書締結を発表した。
🚨 TODAY: Alongside the @CFTC, we entered into an updated Memorandum of Understanding to guide future coordination between our two agencies.
This MOU will support lawful innovation, uphold market integrity, and promote investor and customer protection.
Link in the comments. pic.twitter.com/tAJbYrukvs
— U.S. Securities and Exchange Commission (@SECGov) March 11, 2026
本日:CFTCと共に、両機関間の今後の連携を導くための改訂版覚書を締結しました。この覚書は、合法的なイノベーションを支援し、市場の健全性を維持し、投資家と顧客の保護を促進します。リンクはコメント欄にあります
SECとCFTCは、監督機能を連携させるためのMOU(共同覚書)を策定中だ。SECのポール・アトキンス(Paul Atkins)委員長は2026年3月10日(火曜日)、米・フロリダで開催されたFIAグローバル・クリアリング・マーケット・カンファレンスでこの構想を発表。その後、両者は翌11日(水曜日)、MoUの締結を発表。この合意は、仮想通貨規制と新たなデジタル資産商品に関して、両機関間の協力を強化することを目的としている。
この合意は、両連邦規制機関による長年の重複した執行を解消することを目的としており、デジタル資産トークンが証券か商品かをめぐる長年の対立を解消することを目的としている。
異なる見解で進んできたSECとCFTCによる対立解消へ
両機関は長年にわたり、デジタル資産に関して異なる見解を持っており、SECはこれまで多くのトークンを証券として扱ってきた一方、CFTCは一部を商品とみなしてきた。
こうした明確なルールの欠如により、多くの大口投資家は数十億ドルもの資金を市場に投入せず、様子見の状態が続いていた中、今回の合意は、両者の対立を解消することを目的としている。今後はMoUに基づき、両規制当局は仮想通貨市場に関する政策、執行措置、規制枠組みの調整を進める予定だ。SEC委員長は、両機関間の規制上の対立や重複するルールが長年にわたりイノベーションを阻害し、一部の企業を米国国外へ移転させてきたと述べたうえで、ついのようにコメントしている。
両機関の監督下にある企業に対する検査計画の調整は標準的な慣行となるだろう。SECとCFTCの縄張り争い、重複登録、そして異なる規制の時代は終わった。
SECとCFTCの覚書の内容
SECとCFTCの両機関は、連携強化のため共同調和イニシアチブを立ち上げた。
この共同調和イニシアチブは、ロバート・テプリー(Robert Teply)氏とメーガン・テンテ(Meghan Tente)氏が共同で主導していき、両機関間の連携を監督。この計画には次内容が含まれた。
- 共同解釈および規則制定による商品定義の明確化
- 清算、証拠金、担保に関する枠組みを更新
- 両機関に登録されている取引所および仲介業者に対する規制上の摩擦を軽減
- 仮想通貨および新技術に関する適切な規制枠組みを構築
- 取引データおよびファンドに関する報告要件を簡素化
- 検査、リスク監視、執行活動の連携
仮想通貨専門家は、今回の合意が米国の規制上における不確実性を軽減するのに役立つと考えており、明確な規則は、より多くの機関投資家が仮想通貨市場に参入することを促す可能性がある。
























