自称サトシナカモトを主張するクレイグ・ライト氏の訴訟問題はこれからも続くのか?|ビットコインSV(BSV)への影響とは

自称サトシナカモトを主張するクレイグ・ライト氏の訴訟問題はこれからも続くのか?

2018年11月16日、ビットコインキャッシュ(BCH)のフォーク戦争において誕生したBitcoinSV(BSV)に様なる危機が訪れそうである。

BitcoinSV(BSV)が誕生した際に、ビットコインSV派を率いたCraig Wright(クレイグ・ライト)氏は以前から元ビジネスパートナーで現在は亡くなっているDavid Kleiman(デビット・クレイクマン)氏とともに保有していた100万以上のビットコイン(BTC)を盗み取ったといてデビット・クレイクマン氏の遺族らが訴訟が行われている。

しかし、これらのビットコイン(BTC)の訴訟に対しいてクレイグ・ライト氏は、訴訟の破棄を繰り返しているのだ。

また訴訟の内容は現時点で変更が繰り替えされており、100万BTCの訴訟ではなく、現在は33万BTCに訴訟内容に変更されている。この修正された訴訟は「被告がDavid Kleiman(デビット・クレイクマン)氏の死後に少なくとも30万BTCを交換し、それらを国際信託機関に移したためである。これはビットコインを奪う不正な行為であった。」と説明された。

グレイグ氏に向けられた訴訟内容と詳細

訴訟の詳細は、クレイグ・ライト氏は元ビジネスパートナーであるデビット・クレイクマン氏が亡くなった際、直接遺族に連絡を行い、2人が共同設立者として企業W&K Info Defence Researchをグレイグ・ライト氏が譲り受けた形となっている。

しかし訴訟の中で大きな問題となっているのが、グレイグ氏が遺族らに対して「偽装サインの偽も契約書に契約させた」という点である。

クレイグ氏とは

クレイグ氏はフォーク戦争で多くのユーザーは既に知っているが、自信をビットコインの考案者である「サトシナカモト」であると主張をつずけている。

さらには、冒頭でも話したようにビットコインキャッシュ(BCH)のフォーク戦争のきっかけとなり、自身の公式ツイッターにて「ビットコインの全てのマイナーへ。ビットコインキャッシュのマイニングに移行した場合、ビットコインを調達する必要がある。そ唸ると、米ドル建の売りでBTC市場は耐えられなくなり暴落するであろう。私はビットコインが暴落しても構わない。」と発言した。

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イサーリアム創業者、ヴィタリク氏の発言

イーサリアムの創設者として、これまで多くの仮想通貨に関する重要な発言してきたVitalik Buterin(ヴィタリク・ブテリン)氏は、BitcoinSV(BCV)が誕生したフォーク戦争におよび仮想通貨SCVについて「pure dumpster fire(純粋なゴミ箱の火災)」と公式ツイッターで発言。


今回の、クレイグ氏に対する訴訟に関しては関係はないが、BitcoinSV(BSV)に対して反対的な考え方を持っていることは間違えない。

現在、仮想通貨BSVはコインマーケットキャップの時価総額ランキングにてTOP10にランクインしている。最近では米大手仮想通貨取引所BittrexにBSVが米ドル取引ペアで上場が発表され投資家からの資金の流入が少しは見込めそうである。しかし、クレイグ自身の今後の進退によってビットコインSV(BSV)が大きく動くのかもしれない。

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