ビットコイン最小単位「satoshi(サトシ)」、オックスフォード英語辞書に追加
オックスフフォード大学プレス が発行するオックスフォード英語辞書(OED)にビットコインの最小単位「satoshi(サトシ)」が追加された。OEDは「サトシ」の説明について”ビットコインのデジタル決済システムにおける最小単位。ビットコインの1億分の1に相当する”と、以下のように定義している。
「The smallest monetary unit in the Bitcoin digital payment system, equal to one hundred millionth of a bitcoin.」
ビットコインがOEDに追加されたのは2014年12月。約5年間の間隔を開けて追加されたことになる。また、OEDには「暗号通貨」という単語も同時に追加しており、次の2つの意味を定義している。
「”非公式の代替え通貨” ”中央当局から独立して動作し、暗号技術を利用して独自のアカウント単位で取引を制御および検証する様々なデジタル決済システムの単位、及びその集合体”(Any of various digital payment systems operating independently of a central authority and employing cryptographic techniques to control and verify transactions in a unique unit of account; (also) the units of account of such a system, considered collectively.)」
日本では2018年の1月に広辞苑に追加
日本でも10年の間隔を開けて発行された岩波出版の広辞苑「第7版」でビットコインなど、IT関連の言葉を含む1万語が新しく追加された。長い歴史を持つ辞書に暗号通貨やビットコインという言葉が乗ることは、幅広い年代や世界で認知されてきた証拠とも言えるだろう。