コインベース、18の新たに暗号資産サポートを探索

コインベース、18の新たに暗号資産サポートを探索

米国大手暗号資産取引所のコインベースが、新たに18の暗号資産を追加検討していることを、公式ブログで公表した。新たに追加検討されている暗号資産はアルファベット順にAave、Aragon、Arweave、Bancor、COMP、DigiByte、Horizen、Livepeer、NuCypher、Numeraire、KEEP Network、Origin Protocol、Ren、Render Network、Siacoin*、SKALE Network、Synthetix、VeChainとなっている。

どの暗号資産をサポートするかは重要な技術的・コンプライアンス上の審査が必要になる上に、一部の法域では規制当局の承認が必要になる場合があるという。そのため、新たに追加検討されている資産がコインベースに上場されるかどうかは保証されたものでなく、適用される審査や認可を受けた上で環軸区域ごとに新たな資産を追加していくとのこと。

コインベースの目標は、技術基準と法律を遵守しているすべての暗号資産にサポートできるようにすることとしており、「世界中のユーザーがコインベースのプラットフォームを通し、流通している暗号資産の90%にアクセスできるようになると考えている」と語っている。

急激な価格変動時のシステムトラブルが問題視

ポジティブな目標を掲げるコインベースとは裏腹に、Twitter上では依然#DeleteCoinbaseのハッシュタグがトレンドになっている。ビットコインの価格が急変動した際に、コインベースではシステムトラブルが多発している。これにより、取引に一番重要な介入が必要なタイミングでユーザーが手出しできず、損失や機会損失をただ呆然と眺めることしかできない問題が発生している。

あるユーザーはコインベースが定期的にシステムトラブルを引き起こすことに不信感を感じ独自に調査した。するとビットコインの価格が5%以上急変した場合にコインベースでのシステムがダウンするようアルゴリズムが設計されている可能性があると指摘している。