YouTubeスターのMrBeast、仮想通貨詐欺疑惑に反論

MrBeastが仮想通貨詐欺疑惑について沈黙を破る

年収60億円を超え、世界一稼ぐYouTuberとして広く知られているMrBeast(ミスター・ビースト、本名James Stephen Donaldson:ジェームズ・ステファン・ドナルドソン)氏は、ポンプ&ダンプ(Pump-and-dump=虚偽の情報を流して価格操作すること)計画に関与しているという仮想通貨詐欺疑惑を否定するため、疑惑について沈黙を破った。

oompaville「Mr. Beast’s Response(日本語訳:ミスター・ビーストの返答)」より画像引用

※動画は全編英語で放映されており、日本語訳が必要な場合は、画面右下に表示されている「字幕」アイコンをクリック。次に、右隣に表示されている「設定」アアイコンをクリックし、表示されてたメニューの中から、「字幕」⇒「自動翻訳」⇒「日本語」の順に設定することで、大まかな日本語訳が表示されます。

具体的には、MrBeast氏がSuperVerseやEarnity Chainなどのあまり知られていないトークンを宣伝し、価格が急騰した後に投資を売却した事例を指摘。MrBeast氏は、YouTuberのカレブ・ウンパビル(Caleb Oompaville)とのインタビューで、ポンプ&ダンプ詐欺疑惑について明確な見解を示し、すべての疑惑を否定した。また同氏は、YouTuber 兼仮想通貨ジャーナリストのコーヒージラ(Coffeezilla)氏の報道に言及し、さらなる議論を巻き起こした。

2024年11月23日(土曜日)のインタビューでMrBeastは、ウンパビル氏が尋ねた「DogPackを訴えるつもりですか?」という率直な質問にも回答。この質問は今月初めに始まった確執を背景にしており、同氏は「おそらく」と答えている。さらに、「誰かがあなたに関する誤った情報を広め、それがあなたのビジネスに損害を与えた場合、どうしますか?」という質問に対して同氏は、訴訟を起こすという決断を支持して、次のように主張した。

DogPackが故意に、真実ではないことを操作していることを示す例は山ほどある。


他には何が?

さらに、MrBeastが仮想通貨パンプ・アンド・ダンプ計画に関与しているというコーヒージラ氏の報道についてMrBeast氏は、そのような主張は誤りであると繰り返し、次のように述べている。

この報道の要点は、ジミーはこのようなお金を稼ぐには愚かすぎる、明らかにインサイダー取引があるが、実際にウォレットはファンドによって管理されていたというものでした。自分はウォレットを管理するには愚かすぎるのかもしれない、だから他のファンドに任せています。


自らの仕事と投資を擁護

動画で過剰なCGI(Common Gateway Interface:ウェブサーバー上でユーザープログラムを動作させるためのシステム)を使用しているという告発について、MrBeast氏は断固として否定し、自分が行うことはすべて本物だと述べた。

同氏は、自身の抽選会を擁護し、違法な宝くじだという主張にもかかわらず、完全に合法だと主張。さらに、インサイダー取引について尋ねられた際にMrBeast氏は質問を避けることなく、自分の投資はすべてプロのチームによって管理されており、完全に合法だと主張。批判者が提示したブロックチェーンの証拠には必要な文脈が欠けていると指摘し、その主張は誇張されていると一蹴した。

MrBeast の弁護が正当かどうかはまた別の話として、今回のインタビューは、視聴者との信頼は獲得しなければならないという重要なポイントを強調している。

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