仮想通貨「EOS」、DAppの開発コストに問題が!?

ビットコインに次ぐ仮想通貨イーサリアムと比較して、時価総額5位の仮想通貨EOSはスケーラブルなDApps(分散型アプリケーション)をプラットフォームを持ち合わせている。

イーサリアムのDAppを利用するユーザーは頻繁にイーサリアムの手数料である「ガス(Gas)」を支払わなければならない。

一方EOSには、このようなGasの問題がなく、トークン送金時やDAppでのスマートコントラクト契約を行う時にも手数料がかからず、処理も高速に行うことができる。

トランザクションに関してはイーサリアムは1秒間に30トランザクションを処理できるのに対して、ESOは1秒間に100万トランザクションを処理することが可能であるため、1日に何百万もの処理があった場合でもEOSであればそれに対処することができる。

トランザクション処理の速さから、企業など多くの処理が必要とされる環境で利用とされると考えられており、EOSのホワイトペーパーによれば、これらの要素からEOSは今後普及していく可能背が高いと述べられている。

しかし、EOSに対してある問題があることが分かった。

DAppを利用することは、イーサリアムにとっては利用価値があることだが、EOSのDAppを構築する際には開発チームにコストがかかってくるという問題である。

このことから、EOSのDAppにユーザーを参入させるには、ブロックチェーン上の記憶状態を表す「RAM」、コンピューティングリソースの平均消費量をマイクロ秒単位での測定を行う「CPU」、平均帯域幅(バイト単位)を測定するネットワーク帯域幅「NET」の要件を満たさなければならない。

運営の見解

運営の椎木

特にRAMが問題になってきたが、ブロックプロデューサーという方法をとった以上、ソフトを開発したチームはその問題も解決してきているはずです。

RSMの市場も一時期は高騰しましたが、dapssの開発が進むにつれてそれもなくなっていくでしょう。