HashKey ExchangeがJPMorganから顧客資金口座開設の承認を取得
香港の暗号資産取引所HashKey Exchange(ハッシュキー・エクスチェンジ)を傘下に持つHashKey Holdings(ハッシュキー・ホールディングス)は2026年8月3日(月曜日)、米金融大手のJPMorgan Chase(JPモルガン・チェース)より、顧客資金管理用口座の開設承認を獲得したと公表した。
これにより、HashKeyは世界有数のメガバンクの決済網を活用し、ユーザー資産の安全な保全とスムーズな決済体制の構築を進めていく。
JPMorganとの連携による資金分離管理の強化
今回承認された専用口座は、顧客から預かった資産を取引所自身の固有財産と明確に区別して管理する「分別管理」を目的として設計されている。
JPMorganのグローバルな金融インフラを経由して資金決済を行うことで、透明性とセキュリティ水準の大幅な向上が期待される。
業界インサイト、ソフトウェアおよびサービスを提供するグローバルプロバイダーS&P Global Market Intelligenceの調査(4月時点)によると、JPMorganは総資産約4.4兆ドル(約692.9兆円)世界第5位を誇るメガバンクだ。世界最大級の金融機関との接続により、機関投資家や個人の参入障壁がさらに下がると見られている。
主要銀行との提携拡大とサービス基盤の統合
HashKeyは6月30日にも、シンガポール最大手であるDBS銀行(総資産約109.9兆円)の顧客資金口座を開設したばかりだ。DBSとの提携では法定通貨の入出金・決済機能が提供されており、今回のJPMorgan追加により「シンガポール経由」と「グローバル決済網」という2重の強固な銀行ルートが確保された形となった。
また、HashKey Holdingsは発表の1週間前、これまで別々に提供されていた「HashKey Exchange」と海外向け「HashKey Global」のアプリを単一ポータルへ統合することを発表。利便性の向上とプロダクトラインアップの効率化を着々と進めている。
香港でのIPO成功と事業基盤の強み
HashKey Holdingsは12月、香港証券取引所へのIPO(新規株式公開)を完了し、2億600万ドル(約324.3億円)を調達。株式募集は上限を上回る人気を集め、上場企業としての地位を確立している。
同社傘下のHashKey ExchangeはSFC(香港証券先物委員会)から正式なライセンスを取得しており、香港の個人・法人向けに合法的で安全な暗号資産取引サービスを提供し続けている。国際的な金融機関との連携強化により、アジアを代表する暗号資産プラットフォームとしての存在感を一層高めている。
























