Coldcardの脆弱性悪用で約8,860万ドル流出、被害は4,585アドレスに拡大

脆弱性を悪用され、ビットコインが複数のアドレスへ流出するハードウェアウォレットのイメージ

2021年のファームウェア更新に起因する乱数生成の欠陥が原因か

Coldcard(コールドカード)ハードウェアウォレットの脆弱性を悪用したとみられる攻撃が拡大し、これまでに4,585のアドレスから合計1,367.05BTC、約8,860万ドル相当が流出したことが明らかになった。

日本語訳:
Galaxy Research: Coldcardで生成されたアドレスに対する3件の攻撃で1,367 BTCが流出 Galaxy Researchは、ビットコインのオンチェーン分析により、Coldcardで生成されたアドレスを標的とした3件の攻撃が疑われる事例を特定したと発表した。これらの攻撃は…

問題は2021年3月のファームウェア更新に起因するとされ、シードフレーズ(秘密の復旧フレーズ)生成時のランダム性が低下したことで、秘密鍵を推測される可能性が生じていた。

3度の攻撃で被害拡大、盗まれたBTCの大部分は未使用

Galaxy Research(ギャラクシー・リサーチ)によると、今回確認された3度目の攻撃では1,912のアドレスから207.73BTCが流出し、これまでに確認されていた2,673ウォレット、1,158.81BTCの被害をさらに上回った。調査対象となった被害は合計4,585アドレス、1,367.05BTCに達している。

日本語訳:
今夜も引き続き調査を進め、Coldcard の被害者と攻撃者の新しいアドレスを調査データベースに追加します。攻撃は継続中です。まだ行っていない場合は、Coldcard が生成したアドレスからすぐに…

Galaxy Researchの調査責任者であるアレックス・ソーン(Alex Thorn)氏は、攻撃が現在も続いているとして、Coldcardが生成したアドレスに資金を保有しているユーザーに対し、直ちに資金を移動するよう呼びかけた。同社は約600の疑わしい攻撃者アドレスを連邦捜査官やコンプライアンス企業、サイバー捜査関係者に報告している。

Onchain Lens(オンチェーン・レンズ)の分析では、攻撃者は870の侵害されたアドレスから1,159.42BTCを受け取り、その後、資金を8つのウォレットへ集約した。一方、新しいアドレスへ移動されたのは0.06BTCにとどまり、約1,159.35BTCは手つかずのまま残されている。盗まれたBTCの大部分は攻撃者のアドレスに保管されており、現在もオンチェーン上で追跡可能な状態にある。

シード生成の欠陥が秘密鍵推測につながった可能性

問題の原因は、Coinkite(コインカイト)製Coldcardで2021年3月に発生したファームウェアのビルドエラーとされる。

シードフレーズ生成時に使用される乱数の品質が低下し、攻撃者がシードフレーズを復元して秘密鍵を推測できる状態になっていた可能性がある。影響はColdcardのMk2からMk5までのモデルに及ぶとされ、特に2021年の更新以降に作成されたシングルシグのアドレスが危険にさらされている。

ソーン氏は、流出が意図的かつプログラム的に実行されていると指摘し、対象となるアドレスは最終的に資金を失う可能性があると警告した。盗まれる前のBTCは平均3.18年間動かされておらず、長期保有者が被害を受けた実態も浮かんでいる。

影響を受けたユーザーには、ファームウェアを更新したうえで新しいシードを生成するか、別のハードウェアウォレットへ移行することが推奨されている。ただし、資金移動時にも高い手数料を設定した取引を攻撃者に横取りされる可能性があるため、専門家は帯域外送信サービスなどを利用し、慎重に送金するよう呼びかけている。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム