ベネズエラ政府発行の仮想通貨『Petro』に関する法案が承認へ
ベネズエラの政府が発行した仮想通貨「Petro」使用に関する法案が承認されました。
ベネズエラ国会は、以前より「Petro」は違法だと主張していましたが、ベネズエラのマドゥロ大統領の強い推薦もあり4月の第1週よりICO(イニシャルコインオファリング)を開始しました。
ベネズエラの国会(ANC)は国家仮想通貨ペトロを含む仮想通貨に関する法案を承認し、ターレク・エル・アイサーミ副大統領により憲法改正議会で発表されました。
代表は、「この度、仮想通貨及びペトロに関する法案を承認したことで新たな歴史が生まれた。もう誰も、我が国家の衝動を止めることはできないでしょう。」と発言しました。
ターレク・エル・アイサーミ副大統領は「この法令は財政及び商業活動における新たな管理体系の基礎を確立することを目的としている」と発言しています。
3月19日には、アメリカの大統領であるのトランプ氏が仮想通貨Petroを米国内で取引禁止する大統領令を発令しており、ベネズエラ国外ではPetroの印象はあまりよくありませんでしたが、今回の法案の承認により大きく前進するかもしれません。
しかし、ペトロは3月にICOを行い、続けてプレセールを行いましたが、マドゥロ大統領は約50億ドル調達できたとしていますが証拠は提示していません。
マドゥロ大統領を筆頭に仮想通貨が今後どのようになるのか注目が集まります。