大手仮想通貨取引所であるOKExは上場している仮想通貨のうち、流動性が低く、取引量の少ない仮想通貨42銘柄の取引ペアを上場廃止すると発表した。OKExによればより堅固な取引環境を整え、取引所利用者にとってベストな取引の環境を供給するため、OKExトークンの上場廃止ガイドラインに則り、流動性の低い取引ペアを上場廃止させるそうである。
Delisting of Trading Pairshttps://t.co/nokI3UfKnG
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— OKEx (@OKEx_) October 25, 2018
今回取引ペアの上場廃止が発表された通貨の取引ペアは以下の58種類となっている。
・READ(READ) READ/BTC
・NGC(NAGA) NGC/ETH, NGC/USDT
・PRA(ProChain) PRA/BTC
・IPC(IPChain) IPC/ETH, IPC/BTC
・MAG(Maggie) MAG/ETH, MAG/BTC
・TRF(TRavel) TRF/BTC
・VEE(BLOCKv) VEE/USDT
・RCT(RealChain) RCT/BTC, RCT/USDT
・CBT(CommerceBlock) CBT/ETH, CBT/USDT
・DNA(EncrypGen) DNA/BTC, DNA/USDT
・VIU(Viuly) VIU/BTC, VIU/ETH
・RCN(Ripio Credit Network) RCN/ETH
・MTH(Monetha) MTH/BTC, MTH/USDT
・AVT(Aventus) AVT/USDT, AVT/ETH
・CAG(Change) CAG/BTC, CAG/USDT
・REF(RefToken) REF/USDT
・UKG(Unicoin Gold) UKG/USDT
・BRD(Bread) BRD/USDT
・ATL(ATLANT) ATL/USDT
・CAN(Content and AD Network) CAN/BTC
・CHAT(ChatCoin) CHAT/ETH
・AUTO(Cube) AUTO/USDT, AUTO/BTC
・MTL(Metal) MTL/USDT
・SUB(Substratum) SUB/USDT
・EVX(Everex) EVX/BTC
・ICN(Iconomi) ICN/BTC, ICN/ETH
・OAX(OAX) OAX/BTC
・1ST(FirstBlood) 1ST/BTC, 1ST/ETH
・SDA(SixDomainChain) SDA/BTC
・XAS(Asch) XAS/ETH
・AST(AirSwap) AST/BTC, AST/ETH
・GSC(Global Social Chain) GSC/BTC
・MOT(Olympus Labs) MOT/BTC, MOT/ETH
・UCT(UCOT) UCT/BTC
・AIDOC(AI Doctor) AIDOC/BTC
・TOPC(TOPChain) TOPC/BTC
・SPF(Sportyco) SPF/BTC
・ACE(ACE) ACE/ETH
・AMM(Micromoney) AMM/BTC, AMM/ETH
・FAIR(FairGame) FAIR/BTC
・STC(Starchain) STC/ETH
・XUC(Exchange Union) XUC/BTC
上記の通貨の取引ペアは日本時間の2108年10月31日14:00(CET2018年10月31日06:00)に上場廃止が決定している。またOKExでは、今後も全ての上場プロジェクトの監視を続け、OKExの基準以下のものに関しては上場廃止措置を取っていくとしている。
最近では仮想通貨取引所が上場廃止措置を取ることが増えてきており、先月9月にはPoloniexが8銘柄の上場廃止を発表しており、また今月に入りBinanceも4銘柄の上場廃止を発表している。これらは増えすぎてしまったトークンが、取引所側の求める基準に足りていないなどの理由から上場廃止の措置がとられている。
今回のOKExの上場廃止措置は、流動性及び、出来高の低い通貨ペアとなっており、上記したPoloniexやBinanceとは違い、トークンそのものが上場廃止となる訳ではないが、OKExも大手仮想通貨取引所であるため引き続き、注意していく必要がありそうである。