大手仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)は9日、同取引所に上場している仮想通貨4種類の上場廃止を公式ブログにて発表しました。
Binance Will Delist $BCN, $CHAT, $ICN, $TRIGhttps://t.co/B9KccEH4IQ pic.twitter.com/JgVgRME3zD
— Binance (@binance) October 9, 2018
今回上場廃止が発表された通貨は以下の4つである。
- Bytecoin(BCN)
- Chatcoin(CHAT)
- Iconomi(ICN)
- Triger(TRIG)
上場廃止理由としては「ユーザー及びクラアントの安全維持のため」であるという。
その他上場廃止要因として以下が挙げられている。
・プロジェクトへのチームのコミットメント
・開発活動の質とレベル
・ネットワーク/スマートな契約安定性
・公的なコミュニケーションと活動のレベル
・定期的なデューデリジェンスへの対応
・非倫理的/詐欺的な行為の証拠
・健全かつ持続可能な暗号エコシステムへの貢献
BINANCEは、現在上場しているトークンが一定の品質水準を下回った場合、徹底的な調査・見直しがされるか、リストから除外すると述べている。
上場廃止となる仮想通貨4種類は、10月12日19時(日本時間)に上場廃止予定で、入出金は11月12日午前10時(UTC)までサポートされる。
軒並み暴落
上場廃止が発表された後、4つの通貨は軒並み暴落した。
BINANCEという大手取引所からの除外が、どのような影響を及ぼすかがよく分かる状況となっている。
下の画像はTRIGチャートだが、発表後の10月9日15時頃に、直近高値からおよそ49%下落した。
Chatcoin(CHAT)は30%下落、Bytecoin(BCN)は22%下落、Iconomi(ICN)は9%下落した。
世界一を走り続けている取引所として次のDEXへの準備もあり、最近話題の上場費用のこともあり中身が薄いプロジャクトなどはそろそろ淘汰されてくるでしょう。
他の取引所でも相次いで多くの通貨が上場廃止になっています。
取引所の乱立で上場へのハードルはかなり下がりましたが、上場してからのプロジェクトの内容が判断されるようになってきました。当然の結果ですね。
こんごも市場が正常に発展していく経過で、現在の時価総額のランキングはほぼ入れ替わるでしょう。