10日深夜、仮想通貨取引所Yobitがツイッター上で異例の告知を行った。
ツイッターでは以下のような計画が発表された。
YoBit Pump in 22 hrs: https://t.co/RIbW7OhKzM
We will buy one random coin for 1 btc every 1-2 mins 10 times (total buy amount – 10 btc).— Yobit.Net (@YobitExchange) October 10, 2018
Yobitは22時間後にpump(仕手)を行います。
ランダムに選んだ1つのコインを1〜2分毎に、1BTC分を10回購入します。(購入総額は10BTC)
パンプ開始時刻は11日の21時59分頃を予定しており、パンプタイマーでカウントダウンもされている。
今回のパンプ計画は、顧客獲得を目的としているようだが、一部ユーザーからは糾弾する声も上がっている。
多くのユーザーが、明らかな市場操作として各規制当局の公式ツイッターアカウントへ、このツイートをタグ付けした。
米商品先物取引委員会(CFTC)は今年はじめ、投資家に対し、仮想通貨のpump and dump方式に関しての警告をしている。
今回の件が違法になるのかは定かではないが、「市場操作では無い」とは言い切れない。
市場全体で見ると決して大きな金額ではないが、アルトコイン及び草コイン市場では簡単に価格が上昇してしまう可能性が高い。
市場が未成熟であり、まだまだ何でもありの状態が続いていますね。
荒業で新規顧客を獲得しようとしてもコツコツ積み重ねてきた信用でなければ顧客離れは早いでしょう。
取引所の乱立と存亡は顧客への対応の速さとリスティングの基準の高さ、コンプライアンスです。
そこを見極めながら、どこを使うかを見極めるのがいいと思います。