仮想通貨取引所Coinbase、取引低迷で3四半期連続の赤字

仮想通貨市場の下落チャートとビットコイン、ステーブルコイン、金融インフラを表現したイメージ

市場低迷で取引収益が減少

仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は、第2四半期決算で3億5,950万ドル(約567億円)の純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。仮想通貨価格の下落や市場のボラティリティ低下を受け、現物取引が落ち込んだことが業績を押し下げた。

取引収益は前年同期比21%減
Coinbaseの第2四半期売上高は12億2,000万ドル(約1,925億円)となり、前四半期から14%減少した。取引収益は5億9,900万ドル(約945億円)で、前年同期の7億6,400万ドル(約1,205億円)から21%減少し、市場予想の6億2,800万ドル(約991億円)も下回った。

同社によると、仮想通貨価格の下落に加え、市場のボラティリティが数年来の低水準に落ち込んだことで、現物取引総額は前四半期比で20%以上減少。米国の金利を巡る不透明感や地政学的緊張、仮想通貨投資商品からの資金流出も重なり、投資家のリスク資産離れが続いた。

6月30日までの3カ月間の純損失は3億5,950万ドル(約567.4億円)、1株当たりでは1.36ドル(約214.6円)となった。前年同期は14億3,000万ドル(約2,257億円)、1株当たり5.14ドル(約811.3円)の利益を計上しており、業績は大きく悪化した。決算発表後、同社株は時間外取引で約5%下落した。

ただし、市場全体が縮小するなかでも、世界の仮想通貨取引量に占めるCoinbaseのシェアは、第1四半期の9.1%から過去最高の10.3%に上昇。市場シェアの拡大は3四半期連続で、現物取引とデリバティブ取引の双方でシェアを伸ばしたという。

USDCなど取引以外の収益を拡大

取引事業が低迷する一方、サブスクリプションおよびサービス収益は5億5,500万ドル(約876億円)となり、純収益の48%を占めた。ステーブルコイン収益は2億9,200万ドル(約461億円)で、Coinbaseの各サービスで保有されるUSDCの平均額は過去最高の200億ドル(約3.15兆円)に達した。これは四半期末時点で流通するUSDCの30%以上に相当する。

同社の純収益に占めるビットコイン現物取引以外の収入源の割合は88%となり、2020年第2四半期の45%から大きく上昇。平均貸出残高も前年同期から10億ドル(約1,577.4億円)以上増え、14億9,000万ドル(約2,350億円)となった。

Third Bridge(サード・ブリッジ)のアナリスト、ジェイコブ・ズラー(Jacob Zuller)氏は、長引く仮想通貨市場の低迷がCoinbaseに引き続き圧力をかけていると指摘した。市場環境が改善しない場合、同社はステーブルコインの普及拡大に一段と期待することになるとの見方を示している。

Coinbaseは現在、取引手数料への依存を抑えながら、ステーブルコインやデリバティブ、融資、サブスクリプションなどへ収益源を広げている。

 

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム