BitMEX、FATFトラベルルールにデータストレージフレームワークを導入

BitMEXがFATFトラベルルールにフレームワーク導入

仮想通貨取引所のBitMEXは、トランザクションプロバンスデータ追加バッチを保存するための最良の方法に関するフレームワークを公開した。これは、新しいマネーロンダリング防止(AML)ルールの一部として取引所が直面している要件の一つである。

他の金融システムと一致するよう、VASP(仮想資産サービスプロバイダー)は、トラベルルールとして知られる、取引の開始者と受益者に関する情報を取得、保持、交換するように求められている。世界的なマネーロンダリング防止監視機関であるFATF(金融活動タスクフォース)は、仮想通貨業界が2021年6月までに新しいルールを実装することを求めている。そのため、現在仮想通貨取扱業者や銀行、コンソーシアムによって構築されているルールを実装するのが最善の方法だ。

BitMEXの所有者である100xGroupの最高コンプライアンス責任者であるマルコム・ライト(Malcolm Wright)氏によると、この追加の顧客データをどのように保存するかについてはあまり注意が払われていないとのことで、次のようにコメントしている。

ソリューションプロバイダーは、データ送信に集中し、データが即時かつ安全であることを確認しています。しかし、データが実際に宛先に到着したときはどうでしょうか。適切な種類の基準に従って安全かつ適切に保管されていることをどのように確認できますか?

データストレージの原則の開発を主導したライト氏は、BitMEXの経験豊富なセキュリティ専門家を活用して「会話を始める」ことを決意。その方法というのが、業界や規制当局が参加できるオープンソースプロジェクトを介したデータストレージだったとして次のように述べている。

この種のパズルは完成します。データのフォーマットに関するIVMS標準があります。データを送信するプロトコルプロバイダーがあります。そして、データの保存に関するいくつかの原則があります。


BitMEX施行後

セーシェルに拠点を持つBitMEXは、NEXTMONEYの特集記事「BitMEXと創設者、マネロン&相場操作とは別の訴訟に直面」、「マネーロンダリング違反で、BitMEXを民事訴訟の提起と刑事告発へ」、「マネーロンダリングの疑いで、米国でBitMEXが提訴」、「英国の金融規制当局が、暗号資産取引所BITMEXに無許可営業で警告」でも報じたように、一部管理職や共同創設者に逮捕状が発行された同社のコンプライアンス手順の弱さに関する米国当局からの強制措置を受けて、昨年脚光を浴びている。

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