Uniswap総取引量1,000億ドルを突破
分散型取引所Uniswapのこれまでの取引量が、2月15日(月曜日)、1,015億ドル、約10兆7,000億円を突破したことが明らかになった。
🦄 @Uniswap just became the first decentralized trading platform to process over $100b in volume – an exciting milestone for DeFi 🚀 pic.twitter.com/hUoM36aG6A
— Hayden Adams 🦄 (@haydenzadams) February 15, 2021
UniswapのCEOであるヘイデン・アダムス(Hayden Adams)氏は月曜日、このプラットフォームが1,000億ドルを超えるトランザクションを処理する、最初の分散型取引所になったとツイートした。
Dune Analyticsのデータによると、Uniswapは月曜日の時点で累積ボリュームが1,015億ドルを突破しており、最初のDeFi強気相場が始まった2020年半ば以降のUniswapの劇的な成長となっている。さらに、CoinGeckoによると、Uniswapは過去24時間で12億ドル以上の取引を処理しており、仮想通貨取引において最大の取引所となっている。実際、DEXとも呼ばれる分散型取引所は、過去8カ月で取引量が大幅に増加しており、DeFiガバナンストークンの急速な普及により、集中型取引所の地位を脅かしている。
Dune Analyticsによると、2021年1月のDEX取引量は、約6,160万ドルと新記録を打ち立てており、取引量が如実に増えていることも明らかになっている。しかしその一方で、イーサリアムベースのDEXとオンチェーントランザクションが増え続けるにつれ、トランザクション料金も増えるため、スケーラビリティの問題を無視することができなくなるのが課題である。その証拠に、Cointelegraphは最近、Uniswapでのトランザクションがピーク過負荷期間中に、トランザクション料金が100ドルを超える可能性があることを指摘している。
また、UNIトークン価格は、2021年の初めから、360%以上急上昇し、2月の初めに史上最高値を更新して21ドルを超える価格となった。UNIはAave(AAVE)とともに、CoinMarketCapトップ10へのランクインを間近に迫っており、DeFIの好調とともに、DeFiトークンにも注目が集まっている。