Twitter詐欺師がAzukiのクリエーターになりすまし、NFTの詐欺

インド政府関連Twitterが乗っ取られる

インドのウッタルプラデーシュ州政府、教育省、国民会議、大学助成委員会、気象局を含む複数のTwitter公式アカウントがハッキングされ、ユーザーをAzuki NFT詐欺に誘い込もうとしている事が分かった。

Azuki NFT詐欺犯罪者は、数日かけてインド国内で認知度の高いTwitterアカウントを乗っ取り、Azuki NFT詐欺へと誘導している。詐欺師は政府関連のTwitterアカウントに加え、数十万人のフォロワーを抱えるインドの著名なジャーナリストや当局者アカウントも標的にしている。

日本語訳:
UGCインドの公式Twitterアカウントがハッキングされました。

悪意のある人物は、被害者のアカウントにアクセスするため、フィッシングメールをアカウントに送信しており、アカウントが乗っ取られた直後、詐欺師は正当な所有者の身元を偽物に変更する細工まで加えていたとのこと。

Azuki NFTプロジェクトを偽り詐欺へと誘導

詐欺師は、現在人気のAzuki NFTプロジェクトの共同創設者を装い、フォロワーを招待してウォレットを接続させたうえで、既存のAzuki NFT所有者しか利用できない「秘密のビーンズエアドロップ」に参加するよう、ツイートを広めている。

ユーザーは、NFTを受け取るため、NFTウォレットの接続を要求しているものの、現時点で判明している限り、エアドロップされたNFTっは付与されていない。また、事件発覚以降、ウォレットから盗まれたNFTを報告したユーザーはいない。すでにインドの政府関連機関の乗っ取られたTwitterアカウントは既に復元されている。Azuki NFT側は、この問題についてまだコメントを出していない。

過去数カ月間で、2022年1月に作成された10,000のアニメをテーマにしたNFTアバターコレクションであるAzukiは、これまでで最も取引されたNFTコレクションの1つに急成長しており、最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaで最も取引されているコレクションのトップ8にランクされている。