イーロン・マスク氏がTwitter Blueの支払いにDOGEを提案
イーロン・マスク(Elon Musk)氏は、Twitter Blueでの支払い方法として、ドージコイン(Dogecoin/DOGE)の追加を提案したことが明らかになった。
マスク氏は最近、個人に認証チェックマークを付与するTwitter Blueの月額プランの支払い手段として、DOGEを認めるべきであるとの見解を示した。というのも、TeslaやSpaceXのCEO(最高経営責任者)であるマスク氏は、NEXTMONEYの4月5日付け特集記事「イーロン・マスク氏がTwitter株式9.2%取得で筆頭株主に:ドージコインは9%増加」で報じたように、Twitterの株式を9.2%にあたる7000万株以上を取得したことにより、Twitterの筆頭株主となっている。
Twitterの有料購読プランにDOGEの支払意を求める
マスク氏は筆頭株主となった事により、ソーシャルメディア大手Twitterの有料購読プランに複数の提案をし、そのうちの1つとしてDOGEの支払いの実装を掲げている。
その理由の一つとして同氏は、Twitterは広告費を支払う企業の力への依存を減らす必要があると考えており、それが自由になり、よりユーザー中心の意思決定を取るのに役立つと考えている。
2013年にミームとなった日本に住む雌の柴犬である「かぼすちゃん」をモチーフとした仮想通貨であり、2021年2月に同氏が、ツイッターでドージコインについて盛んに投稿したことをきっかけに人気が急上昇。同氏はTwitterで次のようにツイートしている。
Twitter Blueにサインアップする人は全員、認証チェックマークを得ることができるはずです。しかし、公人や公式アカウントのチェックマークとは異なります。また、Twitter Blueには他にもたくさんの機能が搭載される予定であり、ツイートの取り消しオプション、ブックマークフォルダー、読者モードなどを追加予定です。
実際、マスク氏はあらゆる機会を捉えて仮想通貨を賞賛しており、彼が経営する企業の1つであるTeslaでもDOGEの支払いを受け入れている。
一方でマスク氏は、Teslaの新しいギガファクトリーの立ち上げ時のイベントである「サイバー・ロデオ」でドージコインの柴犬のマスコットを登場させたことでDOGE価格が高騰。さらに、Teslaが未来型充電ステーションに取り組んでおり、そこではユーザーがDOGEで支払えるようにする予定も明かしている。同氏は以前からドージコインをTwitter上で称賛しており、DOGEは時価総額の大きいデジタル資産のトップ10に入るまでにその価値を拡大している。