Ripple Ally フレアネットワークがパブリックステーキングを開始

フレアネットワークステーキングが開始される

リップル(Ripple)の同盟者であり分散型オラクルサービスプロバイダーであるリップル・アリー・フレア・ネットワーク(Ripple Ally Flare Network)は、フレア(Flare/FLR)保有者向けにパブリックステーキング機能を開始した事が分かった。

オラクルサービスプロバイダーとして設計されたプラットフォームであるフレアネットワークは、パブリックステーキングであるフレアステーキングフェーズ2の開始を発表。フレアは最新発表の中で、ユーザーがスマートコントラクトが実行されるCチェーンから専用のステーキングチェーンであるPチェーンにFLRトークンを転送できるようになったと強調した。この革新的な動きによりFLR保有者は、ネットワークのセキュリティ保護に積極的に参加し、貢献に対する報酬を獲得できるようになるため、豊富な可能性が開かれる。

ユーザーはまずFLRトークンのラップを解除する必要があるとFlareは指摘。このプロセスにより、トークンとステーキングメカニズム間の互換性が確保される。さらに、ステーキングツールにはLedgerハードウェアウォレットでのみアクセスできる。ただし、フレアネットワークは将来的により多くのオプションを導入し、より幅広いユーザーがステーキングにアクセスできるようにする予定とのことだ。最小ステーキング量は50,000 FLRで、最小ステーキング期間は14日間となっている。これにより、ユーザーが積極的にステーキングに参加し、ネットワークのセキュリティに貢献できるようになる。

さらに、ユーザーは、取引手数料をカバーし、中断のないステーキングを確保するため、CチェーンとPチェーンの両方に少量のFLRを保持することが推奨されている。ユーザーには、選択したバリデータにステークを委任するオプションがあり、さらに、フレアネットワークはフレアメトリクス(FlareMetrics)でノードIDのリストを提供し、ユーザーが好みのバリデータを識別できるようにする。フレアステーキングの最もエキサイティングな側面の1つは、ユーザーのステーキングされたトークンが引き続きフレアドロップス(FlareDrops )の対象となる点だ。これは、FLR保有者に提供されるエアドロップや報酬に引き続き参加できることを意味している。

フレアが画期的なトークンバーンキャンペーンを発表

一方、フレアネットワークは最近、21億という驚異的なFLRトークンを燃やす(バーン)という決定を明らかにした。

この取り組みの一環として、フレアは直ちに1億9,800万個のFLRトークンを書き込み、2026年1月まで毎月6,600万個のトークンを書き込み続けることを約束している。トークンの書き込みに対する細心の注意を払ったアプローチは、全体的なトークンの供給を減らすだけでなく、エコシステムに透明性と予測可能性を追加する。また、トークンバーンの取り組みに加えて、AI(人工知能)テクノロジーを活用したWeb3.0デジタルプラットフォームであるAtrivのオンボーディングを特徴とする別のエキサイティングなアップデートを共有。これは、エコシステム機能の深化を中心とした動きとなっている。