グレースケール、7日間で17,100BTCを追加購入

グレースケール、7日間で17,100BTCを追加購入

Bybt.comチームが公開した情報によると、GrayscaleInvestmentsは過去7日間で約17,100BTCを追加で購入したようだ。これはUnfoldedのチームによるツイートで明らかになったもので、Grayscaleによる過去1週間のビットコインの保有数がチャートと共にツイートされた。

Grayscaleはビットコインの現在の価値である10,600ドルほどで、17100BTCを購入しており、購入金額はおよそ1億8,200万ドルに相当するとのことだ。Grayscaleは自らの公式サイトで「デジタルゴールド時代のチャンス」のキャッチコピーを掲げ、機関投資家からの需要により48億ドル(5000億円)相当のビットコインを保持しているとみられている。

最近、より多くの投資ファンドがビットコインへの投資金額を増やしており、9月の中旬にはMicrostrategyの会長兼CEOであるMichael Saylor氏がTwitter上で、合計38,250ビットコインを総額4億2500万ドルで購入したことを明らかにしている。これらのことから多くの投資会社は長期的な目線でビットコインに対して強気であることを示しており、価格上昇への期待が高まっている。

ビットコインは2020年第3四半期を終えてから約2か月間、1万ドルを超える価格で取引されており、今年の6月から中長期で上昇トレンドでの値動きを見せている。現在、ビットコインの価格は10,000ドルから11,000ドルの間で推移しており、短期的にはレジスタンスラインとなっている11,000ドルを安定して上回ることができるかどうかが鍵になってきそうだ。

しかし、ビットコインの価格は株式市場に影響を受けているという見方もあり、不安定な株式市場がビットコインの価格に悪影響を与える可能性に注意しなければならない。

実際に、今週のビットコイン価格および仮想通貨市場はNYダウの低迷やS&P500の下落に引きづられ、全面安の展開になっているため今後も注目していく必要がありそうだ。それでも機関投資家からのビットコイン需要は2020年になってから急速に増加しており、投資ファンドのビットコイン保有数は増加していくとみられている。