アップル(Apple)がレンダートークン(RNDR)に言及で提携の可能性浮上

アップル(Apple)がレンダートークン(RNDR)に言及

Apple社主催のイベントで、イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン上に構築された分散型GPUレンダリングネットワークサービスの独自トークンであるレンダートークン(Render Token/RNDR)にリンクされた製品が言及されたことが分かった。

ブロックチェーン上で分散GPUレンダリングを提供するレンダーネットワーク(RNDR)にリンクされた製品は、6月5日(月曜日)に開催されたAppleイベントの基調講演イベントの一部として言及された。最近の仮想通貨関連では、レンダーやグローバルAIマーケットプレイスのSingularityNETなど、AI(人工知能)ベーストークンが人気を集めている。

一方、AIチャットボットやその他の製品は、広く期待されているにもかかわらず、まだ仮想通貨決済を統合していない。2023年のWWDC(Apple Worldwide Developers Conference[日本語訳:Apple ワールドワイド開発者カンファレンス])では、Vision Pro ヘッドセットの発売により仮想通貨の統合が行われると予想されていた。

しかし、WWDCカンファレンスでは仮想通貨市場関連の機能やアップデートについては言及されていない。しかし、Appleは、OTOY Inc.と提携するのにかなり公平な立場にあるとみられている。OTOY Inc. のジュールズ・アーバック(Jules Urbach)CEO(最高経営責任者)は、レンダーネットワークの創設にも責任を負っている。

Octane XはApple On Cardsと提携か

5日のApple社のイベントで、iPhone 製造会社は、Mac App Storeで利用できるGPUレンダリング機能であるOctane Xを特集した。

OTOY が両製品を開発している会社であるため、OctaneはRNDRトークンに直接関連している。アーバックCEOは、分散型 GPU ベースのレンダリングソリューションを提供するため、2016 年にレンダートークンを設立。そのため、近いうちにAppleとOctaneが提携する可能性があると推測されており、Twitterユーザーの@Satoshi’s Tears(サトシの涙)氏は次のように語っている。

日本語訳:
株式会社OTOYと提携しており、APPLE株式会社との提携に有利な立地にあります。
OctaneXはApple AppStoreで入手可能です
名前が示すように、メタバースをレンダリングし、分散型GPUベースのレンダリングソリューションを提供します。

ただし、AppleのAR(拡張現実)およびVR(仮想現実)製品であるVision Proヘッドセットは当初、GPUレンダリングにレンダーネットワーク機能を必要とすることが予想されていたものの、Apple社はイベント中、提携については一切言及していない。

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