ビットコインが上昇基調に戻る｜新ラリーで１万ドルに達する可能性も

ビットコインが上昇基調に戻る｜新ラリーで１万ドルに達する可能性も

ビットコインは再度上昇トレンドに戻りそうな兆し。Xbitは昨夜ロングポジションを取っています。

昨日までの調整期間に考えていたシナリオは以下の通りです。

１）8300ドル近辺でサポートされ、その後上昇に転換。

１は最善のシナリオですが、昨日26日の昼までの動きを観察しているとこの可能性も低くない事がわかり、システムが発動するのを待ち構えていました。そして昨夜1のシナリオが確定したため、ポジションを取ったという事になります。8300ドル近辺でサポートされた以上、今回のラリーでは1万ドル程度までの上昇が見込めます。

8300ドル近辺には20日EMA（指数平滑移動平均線）やトレンドライン等のサポートが存在しています。また一目均衡表の基準線と転換線は依然として乖離していますが、基準線が数日以内に上昇に転じる事から、子の乖離は縮小してくる事がほぼ確定しています。ですのでこちらは問題ありません。加えてMACDがデッドクロスを起こしているのをご確認いただけると思いますが、日足のMACDはあまり重要視していません。

疑問に思われるだろう事は、1の価格帯でサポートされたと確定したのはどのような考察からなのか？という事だろうと思います。この事をご説明する前に、2と3についてもご説明しておきたいと思います。

２）8000～8100ドル近辺でサポートされその後上昇に転換。

シナリオ２の8000～8100ドル近辺には一目均衡表基準線、20日SMMA（平滑移動平均線）、100日移動平均線等の重要なサポートが集中しています。昨日の日足が決定した時点（日本時間の午前9時）よりも更に下落してこの価格帯でサポートされる可能性が最も高いと考えていたのですが、そうはなりませんでした。

３）8000～8100ドル近辺のサポートを下抜ける。

シナリオ３については起こり得る可能性は低かったものの、警戒が必要ではありました。この場合次のサポートは逆三尊ボトムのネックラインである7700ドル近辺となります。

サポートラインでの、サポートを判定する方法

先述したサポートラインでのサポートを判定する方法をご紹介します。サポートラインは日足チャートで考察するのが通常なのですが、では単にそこから価格が上昇したからサポートされたと判断するには弱すぎます。

価格がサポートラインから反転し上昇する事は勿論必須なのですが、日足チャートよりも短い時間のチャートでのレジスタンスラインを突破する事によって『サポートされた』と判断する事が多いです。（勿論ケースによっては違う方法で判断する事もあります）

こちらは26日20時現在の4時間足、1時間足、30分足、15分足チャートです。この時点で15分足チャートでは重要なレジスタンスラインを上抜けている事が確認されていますが、こちらは目安にすぎず、行動を起こすには30分足以上のチャートで判断しますが、この時点ではまだレジスタンスを突破していません。

その後30分足、1時間足のレジスタンスを抜けたところで一度目のロング。この時のストップロスオーダーは少しタイト目に入れています。4時間足チャートのレジスタンス突破が確定したのは日本時間の朝5時ですが、これを確認した後に2度目のロングポジションを
入れています。

レジスタンスを突破してすぐにポジションを取る場合もありますが、突破したのを確認した後、5分足や1分足等の短いチャートでタイミングを計ってポジションを取るのを基本としています。

ビットコインが上昇基調に戻る｜新ラリーで１万ドルに達する可能性も

2020.01.27

今後の重要ポイント

トレードというものは予測通りにはいきませんね。実は今回は8100ドルあたりでサポートされる可能性が最も高いだろうと考えていました。しかしマーケット予測というものはトレードに関してそれほど重要ではありません。重要なのはやはりマネジメント。今回ご紹介した３つのシナリオもそのマネジメントの一つなのですが、重要なのはやはりタイミングを待つ事と、考えうるパターンを想定しておいて、その局面が来たら躊躇なく動く事ですね。

今回のラリーに関しまして、上値の目途やその期間等、マーケット離脱のシナリオは一日二日程度動きを観察してから考えてみたいと思います。

関連記事：過去のBTCトレード記事はこちらから