マネックス子会社、バックト・CMEのビットコインオプション取引の提供開始
日本の大手企業マネックスグループの子会社である米国大手証券トレードステーションは27日、オンライン証券仲介を取り扱う「TradeStation Securities(トレードステーション・セキュリティーズ)」を介して、バックト(Bakkt)と、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が提供するビットコインオプションの提供を開始した。
発表によると、トレードステーション・セキュリティーズのユーザーは、プラットフォームを介してビットコイン先物のオプションを取引することが可能になるという。また、プラスリリースでは、「新たなデリバティブ商品の取引をサポートすることで、TradeStationのクライアントは確立された先物取引業者を通じてビットコインの価格変動に参加するができる」と説明した。
バックトは昨年12月9日、世界初となるビットコイン先物取引のオプション商品の取引を開始。それに引き続きCMEも今年1月13日、2019年から予定していたビットコイン先物契約のオプション取引を開始している。
またマネックスグループ2018年4月、仮想通貨交換業のコインチェックを買収することを正式発表しており、日本における仮想通貨市場への参入を本格化させている。