リトアニアに拠点を置く電子決済会社Mistertangoは、世界中の仮想通貨取引所を運営している企業24ヶ所対し、仮想通貨業界の規制について調査を行った。
調査結果で、88%が業界規制を求めているという事がわかった。
調査結果は以下の通りだ。
- 規制を支持する=88%
- 仮想通貨市場の暴落は最大の脅威=30%
- 銀行が仮想通貨に対しての障壁を削減すれば、より多くの市場流入が見込める=40%
- 従来の銀行のように、仮想通貨ユーザーにもKYC(本人確認)やAML(マネロン対策)チェックを徹底させるべき=50%以上
- 仮想通貨に対する規制は脅威である=17%
MistertangoビジネスマネジャーのGabrielius Bilkstysはこの結果を受け、以下のように述べた。
安定性を仮想通貨市場にもたらすには、これまで以上に規制が必要だ。
さらに続けて、
残念ながら、仮想通貨市場には、規制に関する世界的な基準はありません。
仮想通貨が、法定通貨のような規模に成長するためには、包括的な規制が必要です。
規制は仮想通貨市場の発展を妨げる要因ではなく、さらなる発展の助けになるだろう。
と語った。
仮想通貨の発展の助けになる規制は必要になってくると思いますが、各国でルールが全然違うので難しいと思います。
P2Pの世界なので、中央集権で管理できない最後の民間の武器になると私は考えています。
中央集権じゃないことに特異性があるので、管理できてしまったら意味がありません。
貧富の差をなくし、世界を繋ぐツールとなって欲しいですね。