ステーキ&シェイク、ビットコイン決済が売上向上で1,500万ドルの仮想通貨準備金を構築

ステーキ&シェイクがビットコイン決済で売上向上

米国の老舗ハンバーガーチェーンのステーキ&シェイク(Steak ‘n Shake)は、米国全土の店舗でビットコイン(Bitcoin/BTC)決済を導入してから9カ月が経過し、仮想通貨を使った実験が成果を上げていると述べている。

日本語訳:
9カ月前の今日、ステーキンシェイクはビットコイン決済の導入を開始し、ハンバーガーからビットコインへの移行を開始しました。それ以来、既存店売上高は飛躍的に増加しています。ステーキンシェイクのハンバーガーへのビットコイン決済は…

同社は、ビットコイン決済の導入によって顧客エンゲージメントが強化され、売上が向上し、事業成長を支える新たな金融資産が創出されたと主張。最近の周年記念で同社幹部は、2025年5月の取り組み開始以降、既存店売上高が15%の大幅増加を明らかにした。同社はこの取り組みを単なるマーケティング戦略ではなく、ファストフードのビジネスモデルにおいて、決済、貯蓄、インセンティブを連携させる方法の転換だと位置付けている。

また、2026年には既存店で18%の成長を記録しており、仮想通貨決済導入後に初めて記録した2桁成長をさらに伸ばした。さらに、取引コストも低下。同社は、ビットコイン決済導入から2週間以内に、通常の処理手数料をほぼ半額に削減できたと述べている。これは、レストランの利益を圧迫する通常のクレジットカード手数料と比較すると、大きなメリットだ。

ユーザー獲得と顧客ロイヤルティの向上を目的としたビットコイン決済導入戦略

同社は、ビットコイン決済導入戦略は、仮想通貨ユーザーの獲得と顧客ロイヤルティの向上を目的としており、事業成長を促進し、運営コストを削減するシステムを構築したと考えている。

ビットコインでの支払いを米ドルに換算するのではなく、すべての仮想通貨のレシートを戦略的ビットコイン準備金に割り当てており、この準備金は日々の売上と追加購入によって積み立てられ、約1,500万ドル(約23億円)にまで増加している。この準備金は、ビットコイン建てボーナスなどの従業員インセンティブプログラムを含む長期的な取り組みを支援するために設立され、顧客の支出が積立金の増加につながり、成長資金や従業員の報酬に繋がるというサイクルが生まれるという。

従業員ボーナス

同社は、直営店舗の時間給従業員にビットコインボーナスを導入しており、3月1日から、従業員は1時間あたり約0.21ドル相当のビットコインを獲得でき、権利確定期間は2年間となっている。

週40時間勤務の従業員は年間約436.80ドル(約67,000円)相当のビットコインを獲得できるが、その価値はボーナスが付与される時点の市場価格によって変動する。このプログラムは、フランチャイズ従業員については対象外で、従業員が資金にすぐにアクセスできないため、批判を浴びる形となった。同社は、ボーナス制度はサービスの質を支えるものであり、従業員のインセンティブと顧客の需要を結び付けている。