スタンダード・チャータード銀行がXRP目標価格大幅引き下げ
世界最大級のグローバル銀行の一つであるスタンダード・チャータード銀行は、仮想通貨市場の低迷とETF(上場投資信託)への流入減少を理由に、XRPの年末目標価格を65%引き下げた。
スタンダード・チャータード銀行は、XRPの年末目標価格を約65%引き下げ、当初の8ドルから2.80ドルに引き下げた。この決定は、仮想通貨市場全体の低迷を受けたもので、過去4年で最悪の景気後退の一つとなっている。同銀行のアナリストは、デジタル資産全般の持続的な弱さを価格予測引き下げの主な理由として挙げている。
同銀行による急激な見通しの転換により、XRPの短期的な軌道に疑問が生じている。メディアの報道によると、同銀行のデジタル資産調査担当グローバルヘッドであるジェフリー・ケンドリック(Geoffrey Kendrick)氏は次のように語っている。
短期的にはさらなる下落を予想しており、資産クラス全体の予測を引き下げます。
XRP以外の主要仮想通貨の目標価格も修正
XRPの価格は大きな試練に直面しており、最近1.16ドルと2024年末以来の安値まで下落した後、部分的な回復を試みたものの、この下落を受け、同銀行はXRPとその他の主要仮想通貨価格の見通しを修正した。
同氏は、価格の低迷が続いていることを強調し、短期的にはさらなる下落を警告。今回の下方修正は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)とイーサリアム(Ethereum/ETH)の価格も下落、仮想通貨市場全体の苦戦を反映しており、同銀行はBTCとETHの目標価格を同様に調整。BTCの目標価格は15万ドルから10万ドル(約2,300万円から約1,500万円)、ETHの目標価格は7,000ドルから4,000ドル(約100万円から61万円)に引き下げられた。さらに、ソラナ(Solana/SOL)も年末の目標価格を250ドルから135ドル(約38,000円から約2万円)に引き下げられた。
仮想通貨市場の現在状況でやむ得ない再評価
同氏によると、最近の市況により、仮想通貨セクター全体の見通しを再評価せざるを得なくなったとのことだ。
スポットビットコインETFへの売り圧力の継続と機関投資家のエクスポージャー減少が環境の冷え込みを招き、XRPを含む主要仮想通貨の価格が下落。XRPは規制の進展とETF関連の関心に支えられ、年初来高値で力強いスタートを切ったものの、2月の市場反転によりその勢いは大きく失われる結果に。目標価格は引き下げられたものの、最近の資金流入データは、機関投資家が依然としてこの仮想通貨に関心を持っていることを示唆している。
同氏は、進化するデジタル資産エコシステムにおけるXRPの役割に関する長期的には前向きな見方を放棄していない。XRPは、今後数年間で着実な成長が見込まれるステーブルコイン、トークン化された現実世界の資産、ブロックチェーンベースの決済インフラの拡大から依然として恩恵を受ける可能性があるとのことだ。























