2020年のビットコイン相場展望と短期のトレード戦略

2020年のビットコイン相場展望と短期のトレード戦略

今年2020年から仮想通貨マーケット見通しを書かせていただく事になりました、PLUSQO Exchange代表の藤川です。主にBTC/USDTを中心に、テクニカル分析から相場を読み解いていきます。皆さま宜しくお願いします。

さて2020年のマーケット展望をお話しする前に、2019年12月末までのBTC/USDTのマーケットを振り返ってみましょう。

まずは週足対数チャートになりますが、2018年12月、2015年8月の二度ほどサポートが確認されている200週MAの上に依然として価格実体がある事から、ビットコインマーケットは現在エリオットの第5波動の中にあると考えています。

ビットコインマーケットの特性として、上昇波動1=>3=>5と進むごとに、緩やかに、かつ長期間になるという事も考慮しています。

日次チャート

次に日足チャートです。2019年は後半からあまりポジティブなイメージのなかったBTC/USDTマーケットですが、事実だけを見てみますと、

  • 1) 1月29日の安値から12月31日の終値まで115%上昇している。(3335USDT => 7195USDT)
  • 2) 2018年下落時のサポートとなった価格帯を割り込んでいない。
  • 3) 最高値からの下落幅は最大50%である。(13102USDT => 6604USDT)

1)に関して言える事は、ビットコインマーケットは今年も年間115%のパフォーマンスを出したという事、加えて年足で見ると陽線が出ているという事。2)に関して、このサポートラインでは二度ほど急激な反発を見せています。3)に関しては、これは別の記事で詳しく解説する予定ですが、ビットコインの上昇過程での調整幅としては常識的、過去の調整例からみるとむしろ小さい調整幅です。

以上の考察から、基本的なテクニカル分析面からだけでもビットコインマーケットは長期的視野ではポジティブ要素の方が多い事をご理解いただけると思います。つまり超長期的にビットコインの上昇トレンドは疑う余地なく継続していると考えています。

BTC/USDTマーケットを考察

以上の長期視野を踏まえた上で、今年前半のBTC/USDTマーケットを考察していきましょう。

現在は非常に重要な局面です。その理由は2011年以降、9年連続で1月にその年の最高値か最安値を記録している、例年12月もしくは1月が相場の転機となる場合が多い、などが挙げられます。目先考えられるシナリオは2つです。

  • 1) 上の日足チャート1、2、3でトリプルボトムを形成
  • 2) 4のタイミングで下落し、Bの価格を割り込む

実は4のタイミングで下落が起こる事を予想し年初に記事を書いていたのですが、想定より少し早い3のタイミングで下落が起こったため、その記事を修正したものが本記事です。

元記事では3の下落が12月18日の安値Bラインを割り込む可能性も無くなはいと考えていて、3つのシナリオを考えていたのですが、現時点でそのシナリオを考える必要はなくなっています。トレーディング部(Xbit.ai)としては1)の可能性が非常に高いと判断し、1月3日の時点でロングポジションを取っています。

1、2、3のトリプルボトムが完成するにはネックラインAを超える事が基本ですが、伝統的テクニカル分析手法を愚直に適用してしまうとタイミングを逃してしまうケースが殆どです。ディープラーニングによる価格予測とモメンタムをベースとした独自の分析手法により、昨年12月18日の安値6427USDTが相場の転換点だと判断し、ブルトレンドが再開していると判断しています。

シナリオ2)については今現在、非常に可能性が低くなってはいるものの、既に判明している中国系ウォレットの売り圧力が依然として存在する事から一応は警戒しておかなければなりません。

以上2つのシナリオの元に短期トレーダーが取るべき行動は『状況が明確になるまで待つ』という事です。Xbitは既にブルの判断をしてマーケットに参加していますが、この判断は皆さまご自身の分析ストラテジにおいて行ってください。

ビットコインはボラティリティーが高いと勘違いされていますが、90%以上の日は低ボラティリティー、10%程度の期間が高ボラティリティーに過ぎません。低ボラティリティーの期間の相場は非常に読みにくく、高ボラティリティーの期間の動きは読みやすいという特性を持つビットコインマーケットでは、『待つ』という事が他のマーケット以上に重要な事となります。

それでは皆様、今年も良い一年をお過ごしください。

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