ビットコイン急上昇!テクニカル考察と、今後の価格予想

ビットコイン急上昇!テクニカル考察と、今後の価格予想

日本時間の朝9時から急騰したビットコインですが、現在8400ドル近辺で推移しています。

昨日のトレード記事でも書きましたが、ビットコインは上昇トレンドに回帰していると判断しています。このマーケットの特性上、徐々に上がるというのではなく、こういった急騰→休憩→急騰→調整のサイクルを繰り返しながら上がっていきますので、不意な急騰に理由を付ける必要などありません。テクニカル的に見ていきましょう。

ビットコイン、上昇トレンド再帰サインを示し始める

2020.01.13

逆三尊ボトムのネックラインの、どの程度上で推移するか?

こちらはBTC/USDTの4時間足です。Xbitが注目していたのは「逆三尊ボトムのネックラインのどの程度上で推移するか?」です。Aの時点の調整でネックラインを割り込み、即座に戻した事から、昨日までの横這い局面からネックラインを割り込むまでに下落する事は選択肢から外して戦略を立てていました。

緑丸のもみ合いの時間帯は、ネックラインの300ドル程度上で推移していました。この事から価格はどこかのタイミングで急騰する事が想定されましたが、そのタイミングは実体価格が400時間移動平均線に近づいたタイミングだと想定していました。

日足チャート、「一目均衡表の雲のタイミング」

次に日足チャートですが、こちらの注目点は昨日の記事でもお話しした通り、一目均衡表の雲をどのタイミングで上抜けるか?という事でした。

本日の陽線Aをご覧いただくとわかるのですが、雲の上限が下落し、昨日の価格を維持しさえすれば雲を上抜けるという状況だったのが今朝早くの状態です。UST(協定世界時)で日付が変わるのはJST(日本標準時)の朝9時。つまり昨日の日足が確定するのが日本時間の朝9時という事になります。

昨日の日足が確定し、本日は価格実体が雲の上限を突破するのがほぼ確実になった。そして昨日もお話ししました通り、他の多くの要素が上昇トレンド再帰を示している。加えて前述のように4時間足チャートの価格実体が400時間移動平均線に接近したタイミングでもある。

日本時間の朝9時からの急騰はこういう意味でも理解できますし、予想できる範囲内でもあったという事になります。

過去のトレード記事はこちらから

利食いを繰り返すスイングトレード

Xbitは波のタイミングで利食いを繰り返しながらスイングトレードを行っており、執筆時の確定ROEは+1021%、現在もロングポジションを持っています。本日の日足が明日の日本時間9時に確定し、雲の上限突破がはっきりすれば、次の重要なレジスタンスは8700 – 8800ドル近辺となります。