米ナスダックCEO、ビットコイン先物提供について言及
世界最大級の証券取引所である米ナスダックは、ビットコイン先物を検討しているようだ。ナスダックCEOアデナ・フリードマン氏がブルームバーグの取材で明らかにした。
ブルームバーグによると、提携先などの詳細は不明であるが、現在、ビットコイン先物取引が実行可能なオプションとして提供開始に取り組んでいるようであり、既に無名のパートナーがいるという。
ナスダックは仮想通貨市場の状況を観察した後、競合他社とは異なる実行可能なソリューションを提供を検討している。競合他社としてはビットコインバブルの際にBTC先物を開始したCMEや、オプション取引も開始しているBakktなどが挙げられる。フリードマン氏はビットコイン先物について、次のように述べている。
「デジタル通貨と仮想通貨は、世界経済において役割を果たすでしょう。問題は、彼らが商品の転送に使用される状態に成熟するかどうかです。」
ナスダックコミュニケーション部門のジョセフ・クリスティーナ氏は2018年末、「2019年の前半、ビットコイン先物取引を開始する」と言及していたが、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場の暴落から提供はもちろん、そのことについてすら言及されなかった。