【仮想通貨】Tezos(XTZ/テゾス)詳細・特徴

Tezos(XTZ)とは、2014年から始まったプロジェクトであり、2017年7月にICOを行って約232億円を調達した仮想通貨です。

創業者は、Arthur Breitmen氏とKathleen Breitmen氏であり、メンバーにはゴールドマンサックスやアクセンチュア、モルガンスタンレーなどさまざまな経歴を持つ人が集まっています。

Tezos(XTZ)とは?

テゾスは特徴を持ち合わせている仮想通貨です。

特徴は3つあり、1つは資産管理の仕方です。

Tezosでは、トークン保有者の多数決によって管理されています。よって、開発者たちへの仕事報酬の依頼もプラットフォームに依頼することができます。

これにより、保有者がより素晴らしいプロジェクトを進めようとする可能性が高くなり、プロトコルのアップグレードを提案し、改善しようとする行動が生まれてきます。

2つ目は、DPoS(Delegated Proof of Stake)です。

これは、いま主流になりつつあるPoS(Proof of Stake)の考え方を基本としています。つまり、保有量と保有期間に応じて取引承認を行える確率が高くなります。

さらに実際に取引承認を行うのは委任を受けたノードであり、委任する側は何もしなくてもコインが分配されます。

現在、このアルゴリズムを採用している通貨は、Lisk、Steem、EOSなどです。

3つ目はFormal Verificationです。

Tezosでは、Michelsonと呼ばれるスマートコントラクトのプログラミング言語を使用しています。この言語はFormal Verificitionを容易にします。

Formal Verificationはエラーが許されないような場所で使用されることを想定しています。

ただ、開発者にとってはなじみがないため、使いこなせるかどうかが今後の課題です。

訴訟問題

10月ごろから、財団の社長であるJohann Gevers氏と開発者であるArthur Breitman、Kathleen Breitman夫婦の対立が発生しました。

原因は、Breitman夫婦の弁護士がTezos財団創始者であるGevers氏を解任するかTezosプロジェクトとの提携を解除することを迫る、9ページに渡る書類をTezos財団の理事会に送ったことから始まりました。

このような内紛によって、投資家から集団訴訟が起こされました。ICOを行ったことによるSEC(証券取引委員会)の規則違反にあたるのかどうかという問題です。証券に分類されれば規則違反となります。

両社がプロジェクトのソースコードを管理している一方で、ICOで調達した資金はテゾス財団が全て管理しています。

上場とメインネットローンチ

現在、TezosはIOUという形で、HitBTC、Gate.IOに上場しています。そして今月末ごろに生成される28672ブロック目からメインネットに移行される予定です。

Tezosネットワークでは、新規ブロックをブロックチェーンに追加する作業をマイニングではなく、バッキングと表現しており、メインネットに移行するまでこのバッキングによる成功報酬は支払われません。

運営の考察

去年のICOブームでかなり大きな金額を集めたTezosですが、訴訟問題などもあり、なかなかプロジェクトが進んでいません。

しかし、通貨としてのスペックはかなりのものであり、メインネットに移行次第、大きな取引所への上場が期待されます。

私個人の見解としては、中国3大取引所のどこか、もしくはCoinbaseへ上場する可能性がかなり高いと思っています。理由としては、これだけのスペックの高い通貨を上場させない理由がないからです(笑)

証券に分類されるかどうかなど、まだまだ問題点は多く残っていますが、それを含めてもかなりの期待をしています。