ビガンペイ(VganPay/VPT)の特徴・詳細とは?

ビガンペイ(VganPay/VPT)の特徴・詳細とは?

世界の先進国では、フィアットマネー(法定通貨)を使用しないキャッシュレス化の時代へと突入しています。

この時代の転換期において、世界トップのアメリカはクレジットカードでの決済が大半を占め、急激な経済成長が見られる中国においては、露店や小売店までもがスマートフォンを使用した決済システムを導入するなど、世界各国で大きな差が生まれています。

さらにキャッシュレス化で先進国と呼ばれる韓国に関しては、90%近い国民がキャッシュレスにて商品を購入し、現金を使用しない文化へと移行しているのです。それに対して日本は、キャッシュレスへ移行している割合が約19%と、現金主義から脱することができていません。

そして仮想通貨と呼ばれるデジタル通貨の誕生と同時に、世界中がキャッシュレス化へと大きな動きを見せ始めています。

今回紹介するVganPay(ビガンペイ)は、フィリピンのフィアットマネーである「フィリピンペソ」に裏付けられたステーブルコインなど3種類のトークンを活用し、フィリピン全土をはじめとするアジア諸国への展開、最終的には世界を対象にキャッシュレス化の事業展開を目指しているプロジェクトです。

 

ビガンペイ(VganPay/VPT)の特徴・詳細

これから紹介するVPT、PST、VSTトークン・VganPayプロジェクトに関する記事は、ICOの購入催促の記事ではございません。ICOへの参加はご自身の適切な判断のもとお願い致します。

ビガンペイ(VganPay/VPT)が目指すもの

VganPayプロジェクトも目的は非常にシンプルであり、「キャッシュレス化」と「ビックデータの活用」の2つです。

キャッシュレス化は冒頭で説明したように世界的な問題となっていますが、「ビックデータの活用」についても世界的な課題となっています。

その理由としてビックデータは、各分野の情報は世界各国をはじめ、各店舗や企業ごとに収集の競争が行われており、その分野の情報が統一できていません。そのためその分野の最適な情報やデータを作り出すことが難しく、ユーザーに対して最適なプランやサービスを提供することが困難となっているのです。

VganPayプロジェクトは、仮想通貨を活用してフィリピンはもちろん世界各国に対して、「キャッシュレス化」と「ビックデータの活用」の2つを解決するコンテンツと仕組みを提供します。

そのためにVganPayプロジェクトは、大きく分けて4つの仕組み分けてプロジェクトを遂行します。

VganPayの4つの取り組み
  • 決済プラットフォーム
  • 基軸通貨「VPT」
  • ステーブルトークン「PST」
  • セキュリティトークン「VST」

決済プラットフォーム&基軸通貨「VPT」

VganPayプロジェクトの基本的な基盤となる「キャッシュレス化」と「ビックデータの活用」は、この決済プラットフォームにて解決することができ、将来的には様々な店舗や商業施設で利用できる決済システムとなります。

そしてこのプラットフォームの基軸通貨となるのが、VganPayプロジェクトが発行する3種類のトークンのうちのひとつであるVganPayトークン(VPT)です。

では、どのようにして基軸通貨「VPT」を使用し、「キャッシュレス化」と「ビックデータの活用」を解決していくのか解説しています。

決済プラットフォームの仕組み

VganPayプロジェクトが提供するプラットフォームにて、商品やサービスを購入する際に、ユーザーはフィリピンペソのステーブルトークンである「PST」または、「プリペイドカード」を入手する必要があります。

「PST」は仮想通貨取引所で購入する方法、「個人情報開示」によって得た「ビガンペイトークン(VPT)」とAPP内で交換する方法にて入手することが可能です。

入手した「PST」をスマートフォンなどのAPPにデポジットし、オンラインショップや実店舗にて利用することが可能です。

ユーザーは、VganPayプラットフォームにて個人情報開示をした場合(購買履歴のみ。名前や住所などは除く)は、その報酬として自動的にVPTというトークンを受け取ることができます。

店舗や企業は「競合他社のデータ閲覧」のために「VPT」を使用し、その情報を獲得することができます。

この商品購入から情報の獲得まで、売り手から買い手までトークンのエコシステムが循環する仕組みとなっているのです。

個人情報開示による「VPT」の獲得

先ほど少し説明した「個人情報開示によるVPTの獲得」は、この言葉の通りユーザーが「商品の購入履歴」を開示することで、自動的にVPTが溜まるシステムを提供します。

この個人情報の開示はユーザーが開示するのか、しないのかを選択することできます。もしユーザーが個人情報の開示に同意した場合、自動的にVPTがたまり、そのVPTを専門アプリでステーブルコインに換金することで、商品の購入ができる循環的なシステムを構築しています。

また、VganPayプロジェクト側も、トークンをエアドロップ(無料配布)する反面、プラットフォームを再利用してもらえる回数が増え、VganPayプロジェクトが求める「ビックデータの集約」にも繋がるのです。

基軸通貨「VPT」を作る目的

Vgan Payプロジェクトが、プラットフォームの基軸通貨としてVPTを活用し、構築する目的は以下の4つの理由があります。

  • 為替変動リスク解決のため
    世界各国には為替変動リスクがつきものです。フィアットマネー間における変動リスクも大切な資産を保全する上では非常にナイーブなものとなります。リスク解決には世界中で取引できる基軸通貨が必要です。
  • 価格変動の少ない基軸通貨開発のため
    現在のビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨は価格変動が著しく、実業の観点から利用することは困難です。適切なマーケットで価格維持ができるトークン開発のため、新しいコイン開発が必要です。
  • ブロックチェーン活用が実社会の問題解決に繋がるため
    ブロックチェーンを実業に組み込むことで、プラットフォームの透明性が担保されると同時に、基軸通貨を作りやすい環境を構築することが可能となります。いずれトークン保有者に様々な付帯メリット をつける上でも、自社のコイン発行が必須であると考えています。
  • セキュリティトークンやステーブルトークンの割引など付帯メリットを与えるため
    今後セキュリティトークンの先行販売や、ステーブルトークンの割引販売など、経済圏を更に加速させるためのマーケティング活動としても、自社コイン発行が必須であると考えています。

誰でも自由かつ簡単に使用できるプラットフォーム

本来、このようなビジネスモデルではフィアットマネーを使用することで、その役割を果たすことができるのですが、VganPayプロジェクトは世界規模で考えており、口座を持たない・持てない国があるのも事実です。

このような国の人々が損することは公平ではありません。そのため、VganPayが提供するプラットフォームでは流動性を担保し、価格の維持を考慮することで、誰でも自由かつ簡単にプラットフォームで活用できる基軸通貨を構築します。

ステーブルトークン「VganStableToken(PST)」

VganPayプロジェクトは法定通貨に裏付けされるトークンである「ステーブルトークン(PST)」を提供します。

このステーブルトークンは従来のステーブルトークンと同様に、トークンの価格がフィリピンの法定通貨である「フィリピンペソ」と一定となるトークンです。1トークンの価格が1フィリピンペソと価格が連動した通貨となります。

ステーブルトークンの担保は?
ステーブルトークンの資産担保は、創業者であるLuis Chavit Singson(チャビットシンソン)氏が1100億円分のゴールドを担保。

セキュリティトークン「VganSecurityToken(VST)」

VganPayプロジェクトは3つ目のトークンとして、セキュリティトークンである「VganSecurityToken(VST)」を提供します。

プラットフォームはもちろん、仮想通貨取引所でも使用できるように「基軸通貨(VPT)」と「ステーブルトークン(PST)」を提供しますが、VganPayプロジェクトはユーザーおよび投資家がVPTを購入するメリットを付与するために、セキュリティトークン「VST」の購入権利を付与する予定です。

セキュリティトークンとは、証券に近いデジタル通貨であり、VganPayプラットフォームやプロジェクト全体で発生した収益金を再分配する「株」のような特性を持つトークンとなります。

セキュリティートークン「VST」の購入は、基軸通貨であるVPTの「初期購入者のみ」に購入窓口を解放して個別に連絡が行われます。

VSTの収益配当

VganPayプロジェクトでは、事業の収益率に関して四半期に渡り適時開示情報を掲載、また1年間の周期の中で、最もセキュリティトークン「VST」を保持したユーザー達に対し、VganPay規格で営業利益のうち「10%」を基軸通貨「VPT」で配布します。(VSTは換金目的ではなく収益金の配分用に限定されています。)

これによって仮想通貨市場の高いボラティリティのなかで、価格の安定したコインになります。(※社会情勢や各国の法律を重視して実施するものとしています。)

トークンエコノミーの構築

トークンエコノミーの循環は、上記の図解のようなシンプルな流動性を作り出します。

商品やサービスを購入したいユーザーは、取引所やトークンセールにて基軸通貨「VPT」を購入します。また冒頭で説明した個人情報の開示はユーザーが開示するのか、しないのかを選択し、ユーザーが個人情報の開示に同意した場合、自動的にVPTが溜まります。

店舗や企業はその情報をVPTで支払い情報を獲得することで、今後、より良い商品やサービスを新たに創り出し、最適なプラットフォーム構築が続くようになっています。

ロードマップ

  • 2019.04.1~2019.4.30

プレセール VganPayのビジョンに共感いただける限定した方にVganトークンの取得予約権の販売を開始します。並行してERC20ベースでVganトークンの開発を行い、完了後、コインの発行・配布 を行います。

  • 2019.6.1~2019.8.31

クラウドセール開始 Vganトークンの正式なローンチを行い、クラウドセールを実行します。また、既に取得予約権を有する方にコインの配布を実施します。クラウドセール完了後、VganPayの開発・フィリピンを中心とした企業・店舗の拡大を推進していきます。

  • 2019.9.1~11.30

IEO・取引所上場 Vganトークンの取引所公開を実施します。 VganPayでは、プレセール開始から目標調達金額である0.6億ドルを集めきり、取引所の開設とマーケティングに向けて十分な資源を持って開発を行うことを目標としています。ただし万が一 0.6億ドルが集まらなかった場合においても、失敗と定義せず想定しているモデルを縮小して展開します。

IEOロードマップ
  • 2019.04.01~2019.04.30:プレセール開始
  • 2019.06.01~2019.08.31:クラウドセール開始
  • 2019.09.01~2019.09.30:取引所上場
  • 2019.12.1~2019.12.30 

ステーブルコイン開発・上場 ステーブルコインの開発を行い、フィリピンの各店舗や商業施設に導入を推進していきます。

  • 2020.1.1~2020.2.28 

セキュリティートークン開発・プラットフォーム構築 セキュリティトークンの開発を行い、Vganトークンのプレセール購入者に対して、販売と発行を行なっていきます。

  • 2020.3.1~2020.5.30

VganPayシステム実装 VganPayの事業構想につながる全てのシステムを実装し、店舗拡大と商業施設拡大を推進していきます。

トークンバランス

ICO資金調達使途

ICOの資金利用使途としては、ブロックチェーンの開発及びメンテナンスに関わる費用、技術特許取得費用、各国法令準拠に係る諸経費(弁護士顧問料等)等も含まれるものとしています。

トークン販売

トークン販売のメインセールにおいては、ICO後に市場のボラティリティを確認しながら市場の調整を行っていきます。トークンの暴落を避けるために、トークンの設計と市場リリースを調整して行います。

トークンセール

  • 通貨単位:VPT
  • ブロックチェーン:ERC-20
  • 通貨タイプ:ユーティリティトークン
  • トークン総発行枚数(予定):100億VPT
  • ロックアップ:プライベートセール参加者・クラウドセール参加者・ チームメンバーは1年間ロックアップ

プレセール開始から目標調達金額である0.6億ドルを集めきり、取引所の開設とマーケティングに向けて十分な資源を持って開発を行うことを目標としています。0.6億ドルが集まらなかった場合においても、失敗と定義せず想定しているモデルを縮小して展開します。

これから紹介するVPT、PST、VSTトークン・VganPayプロジェクトに関する記事は、ICOの購入催促の記事ではございません。ICOへの参加はご自身の適切な判断のもとお願い致します。

Member

Luis Chavit Singson

  • Special Adviser

シンソンはビジネスマンとして出発、政治の世界に入り28年にわ たり、ビガンにおける政治的な最重要人物になった。フィリピンの政治と民主主義に重要な役割りを演じフィリピン評議員会会長 (Head of the councilors league of the Philippines)も兼任、現在は実業家としてだけでなく世界中に広くその名を轟かせる。

Luis Christian Singson

  • Adviser

チャビットシンソンのご子息。EPSN5というバスケットチームをはじめ3チーム運営。また、フィリピン国内に飲食店も経営する など。22歳の若さで多岐に渡って経営者の手腕を発揮している。(※チャビット・シンソン及びご子息はあくまでも「メインパートナー」であり「メンバー」にはカウントされません。)

BENJAMIN P. PALMA GIL

  • CFO

 BENJAMIN P. PALMA GILは、アジア経営研究所にて経営学修士号、アテネオデマニラ大学にて経済学修士号を取得。 フィリピン国立銀行の社長兼最高経営責任者を務め、時価総額を6倍以上増加させる。 Palma Gilは、フィリピンのMegalinkお よびRepublic Bankの会長を務め、カリフォルニア州立の3つの州営商業銀行の社長兼最高経営責任者も務めました。彼は、任期中に投資収益率という点で最も優れたDTCとして香港通貨局によって2度評価され、香港登録預金受入会社のマネージングディ レクター兼CEOを務めました。また、ニューヨーク証券取引所上場カントリーファンドであるFirst Philippine Fundの共同設立者であり、会長を務めました。彼のキャリアの初期の頃は、パルマ・ギルはAIMの助教授でもあり、そこでASEAN銀行協議会の先進銀行管理プログラムのディレクターも務めました。

Takateru Yoshimura

  • Legal

大阪弁護士会所属の弁護士で、中小企業の経営サポートを主な業務としている。仮想通貨をめぐる法的紛争も取り扱っており、本プロジェクトにおけるリーガル面のサポートで協力していただきます。

MScEng Daniel Peis

  • Adviser

イギリスのブルストル大学にて土木工学を専攻、オーストラリアのインスブルック工科大学にて理学博士号を取得。ダニエルはGreenland Digital Technology Associationの創設者であり、Arctic Exchangeの共同設立者でもあります。政府からのブロックチェーンに関する相談を受けており、社会全体が影響をもたらす正しい技術を追求しており、フィリピンにおけるVgann payの概念が普及することに可能性を感じている。

Julie Plavnik

  • Advisor

ジュリーは、資本市場を専門とする法律の博士号を取得しています。 以前は、M&A及びCapital Marketsの弁護士として7 年間勤務していました。2016年からはブロックチェーンプロジェクトや暗号通貨取引所の関するコンサルタントも行ってお り、暗号関連のさまざまな市場に携わってきました。 現在は、英国に拠点を置くデジタルアセットスポットおよびデリバティブ取引所であるXena Exchangeの管理チームの一員でもありOKEX business developも務めている、まさにフィンテック のスタートアップやエグゼクティブに対する経験豊富なアドバイザーです。

 

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